みずほ銀行は知名度が高いので、カードローンの借入先として検討されやすいでしょう。ネットで検索すると、口コミや評判を多く見かけます。
実際にどうなのか検証してみます。またローン審査は厳しいのか、気になるのではないでしょうか。
ここではみずほ銀行カードローンの特徴や注意点、金利や審査対象について解説していきます。
目次
みずほ銀行カードローンの特徴
資金使途は自由
みずほ銀行カードローンを利用して借入する目的は自由です。自動車ローンや住宅ローンのように制限はありません。
・お給料日前に家計が厳しくなった
・大きな出費が出たので補填したい
・子どもの教育資金として利用する
など、都合に合わせて借入できます。
利用限度額はいくら?
みずほ銀行カードローンの利用限度額は10万円〜最大800万円です。
利用限度額は審査で明らかになった収入の高さや安定性によって変わります。希望すれば審査を受けて限度額を増額できるケースもあります。。
キャッシュカードとローンカードの兼用可
みずほ銀行カードローンには「キャッシュカード兼用型」と「カードローン専用型」があり、希望に合わせて選べます。キャッシュカード兼用型は、自動貸越機能とスイングサービス(自動振替サービス)付きです。自動融資サービスを希望の場合は、別途申し込むことで利用できます。
【キャッシュカード兼用型の機能】
スクロールできます!
自動貸越機能 | 普通預金を引き出す際に残高が不足していると、ご利用限度額内で自動的にカードローン口座から貸越(借入)できる。 |
---|---|
スイングサービス (自動振替サービス) | カードによる入金時に残高がプラスの場合、みずほ銀行の返済用普通預金口座に自動的に入金する。 |
スイングサービス (自動融資サービス) | 自動支払いやカード決済の残高不足時に、利用限度額内で不足額を自動的に融資するサービス。※申し込みにより追加される。 |
みずほ銀行カードローンのメリット
借入可能額が高い
みずほ銀行カードローンの借入可能額は10万円~800万円です。年収次第で大きな額を借りることも可能なため、高価なお買い物や資金を多く用意したいときにも役立つでしょう。
また借入額の高さにともなって、金利は低くなります。多く借りるほど総額に占める利息の割合を少なくできるのがポイントです。ただし返済計画をしっかり立てて、返済を遅らせないようにしましょう。
自身の収入に見合った借入をすることが重要です。
金利が低め
みずほ銀行カードローンは競合他社と比較して、金利が低めに設定されているのが魅力です。
- みずほ銀行カードローン:2.0%~14.0%
- A社:3.0%~18.0%
- B社:4.5%~17.8%
- C社:1.9%〜14.5%
- D社:1.5%〜14.5%
借入額に対してかける金利は、低ければ低いほど返済総額を抑えられます。
Webからもお申し込み可能
公式サイトから、カードローンのお申込みが可能。みずほ銀行の口座を持っていない場合は、カードローンの申し込み時に銀行口座開設もできます。
インターネット上で完結するため、店舗まで足を運ぶ必要がありません。また銀行の営業時間外でも、都合の良い時間を見つけて気軽に申し込めるでしょう。
<Web申し込みの流れ>
1.重要事項の確認・同意
2.希望限度額を入力
3.本人情報を登録
4.登録内容の確認
5.申込完了
専門家のコメント
参考
みずほ銀行カードローンの特典の中でもお得度が大きいのが「みずほマイレージクラブ」の最高ステージが適用される点です。
みずほマイレージクラブにはS、A、Bの3クラスがあり、最高のSランクでは、
・みずほ銀行/イオン銀行ATM時間外手数料無料
・コンビニ(イーネット)ATM時間外手数料・利用手数料が最大月3回まで無料
・他行への振込手数料が無料
と、充実の特典が得られます。Sランクの資格を得るのに「クレジットカードまたはデビットカードを年間100万円以上利用」「資産運用商品合計100万円」「借入残高あり」のいずれかの条件を満たす必要があります。
「みずほマイレージクラブ」に加入していて、月末時点でカードローンの借入残高があれば、翌々月の取引がSランクの対象になります。
クレジットカードや資産運用商品(投資信託など)を100万円分利用するのは簡単ではありません。それと比較すれば、「カードローン利用で月末に残高がある」というのは比較的達成しやすい条件といえるでしょう。
そのほか、「みずほ銀行のキャッシュカードでカードローンを利用できる」「24時間いつでもWEBで申込手続きが完結する」などの特徴があるのも、みずほ銀行カードローンの魅力です。
みずほ銀行カードローンの注意点
ATM返済は時間帯次第で手数料が発生
ATMを通して返済する場合、利用時間帯によって手数料が発生します。曜日や時間帯によって、手数料が異なるため要注意です。
例えば平日だと、手数料は以下の通りです。
・0時~8時、23時~24時:220円
・8時~8時45分、18時~23時:110円
・8時45分~18時:無料
毎度手数料を支払うと、その分出費を増やしてしまうでしょう。返済の負担をより軽くしたい方は、手数料のかかる時間を確認してみてください。
他社の口座で返済不可
みずほ銀行カードローンは、他社の口座は利用できません。カードローン申し込み時に、みずほ銀行の口座をすでに開設しているか、新たに開設する必要があります。
口座開設にあたって、書類の提出や本人確認をするため手間だと感じるかもしれません。
返済日固定で10日のみ
みずほ銀行カードローンでは、返済日を自由に選べません。毎月10日に固定されており、口座に引き落とし分の残高を残しておく必要があります。(10日が休業日→翌営業日に自動引き落とし)
みずほ銀行をメインバンクとして利用していない場合、使いにくいと感じるかもしれません。借入金の延滞を防ぐために、収入を得たら早めに引き落とし用口座に入金しておくと良いでしょう。
審査に時間がかかるケースも
みずほ銀行カードローンの口座を新たに開設する際、審査に時間を要するケースも。長くかかると、2週間後に審査が完了することもあるようです。
すぐにまとまったお金を用意したいとき、審査時間の長さが難点だと感じるでしょう。審査時間を短縮したい方は、早めにみずほ銀行で口座を開設しておくのがおすすめです。
また大きな出費に備えて、カードローンの申し込みも前もってしておくと安心でしょう。
みずほ銀行カードローンでの審査は厳しい?
みずほ銀行のカードローンに申し込んでも、審査に通るか不安な方がいるかもしれません。ここではお申込み対象者や利用できない方、審査時間について解説します。
お申込み対象者
・継続的で安定した収入がある ・満20歳以上満66歳未満(契約時の年齢) ・保証会社の保証を受けられる ・外国人の場合は、永住許可を受けている |
上記は申し込み対象者を挙げていますが、70歳までカードローンの利用が可能です。
審査落ちの原因5つ
審査落ちした場合や、通過できるか心配な方は、下記をチェックしてみましょう。
<申込内容に不備がないか>
単純な入力ミスや、架空の会社名になっていると、審査で落とされてしまいます。
<収入が不安定>
勤続年数が短い、毎月の収入に差がある方は、評価されにくい傾向に。
<信用情報で移動情報が記録されている>
過去にカードローンやクレジットカードの長期未払いや債務整理の履歴があると、ローン審査の通過が厳しくなります。
<すでに他社からの借入あり>
複数社で借入をしていると、多重債務や返済の延滞を防ぐため、審査落ちしやすくなります。
<総合的な属性が影響している>
平均年収以下、正社員ではない、勤続年数が短い、一人暮らしなど総合的な情報により評価が下がるケースもあります。
審査時間について
みずほ銀行カードローンは、申し込み方法によって審査時間が異なります。
【申し込み方法】 | 【審査時間】 |
---|---|
Webサイト | 翌営業日以降 |
郵送 | 申込書到着後、翌々営業日以降 |
電話 | 申込受付後、翌々営業日以降 |
店舗 | 翌々営業日以降 |
通常、契約までに1週間かかると言われています。みずほ銀行口座開設を同時にする際は、2週間程度見ておくと良いでしょう。
みずほ銀行カードローンでの借入方法・カードの種類をチェック
借入方法として、下記の2つがあります。
・みずほダイレクト(インターネットバンキング)
・ATM
【みずほ銀行カードローンの取扱いATM一覧】 みずほ銀行ATM コンビニATM(イーネット) ローソン銀行ATM セブン銀行ATM ゆうちょ銀行ATM |
みずほ銀行カードローンの返済方法・返済額
返済方法は3つ
<自動引き落とし>
毎月10日に返済用普通預金口座から、自動引き落としができます。借入残高に応じて、月々の返済額がスライドする「残高スライド方式」です。
<みずほダイレクト任意返済>
インターネットバンキングである「みずほダイレクト」での返済も可能。パソコンやスマホなどからログインし、24時間返済できるのが特徴です。
<ATMでの任意返済>
みずほ銀行やコンビニのATMからも、お支払いできます。返済は1円単位で受け付けており、硬貨のないATMだと千円単位になるので覚えておきましょう。
返済額と確認方法
返済額の一部を紹介するので、参考にご覧ください。
利用残高 | 返済額 |
---|---|
2,000円未満 | 利用残高分 |
2,000円以上100万円以下 | 2,000円〜10,000円 |
100万円超200万円以下 | 12,000円〜20,000円 |
200万円超300万円以下 | 22,000円〜30,000円 |
返済額を確認する方法
返済額を確認する方法は、主に3つあります。
- 残高をもとに返済額の表をチェック
- 取引店の窓口へ問い合わせる
- カードローンの専用ダイヤルへ問い合わせる
※みずほ銀行カードローン専用ダイヤル 0120-324-555(平日9:00〜17:00まで受付)
みずほ銀行カードローンの気になるアレコレ
審査は厳しい?
みずほ銀行カードローンを含む銀行のローンは、しっかりと返済能力を審査するため甘いとは言えません。多重債務者の発生を抑えるために、審査基準をしっかりと設定しているのです。
審査内容は公表されていませんが、返済能力を証明する上で主に以下の3つをチェックします。
・継続した収入と安定
・長期の延滞や事故の履歴
・収入と希望借入額のバランス
自営業でも借り入れは可能?
自営業であっても、安定した収入を得ていれば借入可能です。ただし毎月お給料の支払われる会社員と比べると、審査で不利になる可能性もゼロではありません。
ローン審査を通過するには、事業の収益性や安全性を示す必要があるでしょう。
外国人でも借り入れできる?
みずほ銀行カードローンは、外国人であってもローンを組めます。ただし条件があり、永住権の取得と安定した収入を証明しなければなりません。
つまり短期間に日本に滞在する方や、観光客は対象外です。また日本人と同じくローン審査もあるため、通過できれば借入できるようになります。
増額できる?
増額の申し込みにも対応しています。公式サイトや公式アプリ、電話や窓口から直接でも増額の申し込み可能。ただし新規申し込みと同じく、利用限度額の増額にも審査があります。増額後も返済できる能力があるかを問われるでしょう。
自身の収入に見合っているか、よく考えて判断することが重要です。
一括返済は可能?
一括返済は、トータルでの返済を減らせるのが利点です。みずほ銀行では、利息を含めた一括返済を受け付けています。みずほ銀行の窓口もしくは、インターネット支店を利用している方はみずほダイレクトヘルプデスクに問い合わせてください。
みずほ銀行カードローンの評判・口コミ
バンクイックと三井住友銀行カードローンの枠合計400万を使い切ってから、次はりそな銀行とみずほ銀行のカードローンに手を出した。りそな銀行では50万、みずほ銀行では30万の枠を作ることができた。銀行系カードローンの場合、当時は総量規制には該当しなかったのだろう。当然すぐに枠一杯になった。
みずほ銀行カードローンについてみずほ銀行からお金を借りようと考えています。しかし、とりあえず仮審査だけ行いたいのですが、仮審査のみは可能ですか?無いとは思いますが、仮審査が通過した場合、自動的に本審査をする流れ及び催促の連絡が多々来るなどありますか?... ベストアンサー:聞いてみたら良いと思います。自分はみずほ銀行を使ってましたが、案内は来ました(仮審査は通っている)。ただ1週間か2週間位しか猶予がなかったと思います。その間にしないと流れる感じでしたよ。
みずほ銀行のカードローンを利用したことがある方、教えてください。カードローン利用後、携帯などに電話やSMSなど来ますか?? ベストアンサー:延滞したら来ます。最初はSMSに。2週間経過で登録した電話にかかってきます。
みずほ銀行カードローン30万円借りた場合月々の返済額はいくらと設定されてますか??また、返済額をあげることはできるのでしょうか?? ベストアンサー:毎月の金利+自分が返せる金額です。最低金利分返済していれば大丈夫ですし、質問者様みたいにまとまって返したいのであればそれも可能です
利用期間:〜1ヶ月
利用額:〜5万円
感想:出来るだけ短期にした。
利用期間:半年〜1年未満
利用額:51〜100万円
感想:少額なので審査には手間が掛からなかった。
利用期間:3年以上
利用額:101〜200万円
感想:無い時に助かりました。審査に少し時間がかかるのが普通かなと思います。
利用期間:半年〜1年未満
利用額:21〜30万円
感想:1回利用すると、ローンに抵抗が無くなった。
まとめ:みずほ銀行カードローンなら低金利+限度額高め!
みずほ銀行カードローンの特徴は、低金利で利用限度額も高めである点です。「大きな資金が必要になった」「多額の借入をしたい」という方は、みずほ銀行カードローンがおすすめです。
ただし借入にあたって、収入に見合った額か検討してみてください。ローン審査に通りやすくなる上でも、無理のない返済プランを立てるためにも、安定した収入が必須条件になります。
また返済方法は、自動引き落としやネットバンキング、ATMからと豊富。Webから申し込みもできるため、便利で利用しやすいのがポイントです。
この記事の監修者
高柳政道(たかやなぎ まさみち) 資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・CFP(R) ・DCプランナー2級 対応可能業務:ライフプラン表・キャッシュフロー表の作成/資産運用アドバイス |
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