主婦が内緒でお金を借りるときに利用したいカードローン
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主婦が内緒でお金を借りるときに利用したいカードローン

収入のない専業主婦が全てのカードローンを利用できないわけではありません。配偶者の夫の収入によっては銀行カードローンを利用できる可能性がありますし、消費者金融カードローンも使えるかもしれません。

 

そこで、この記事では、「夫に秘密でお金を借りたい」とお考えの主婦におすすめのカードローンや、夫や家族にバレないための注意点を詳しく解説していきます。

 

主婦がお金を借りるなら銀行カードローン

基本的に消費者金融のカードローンは、申し込み者本人に収入がなければ融資を受けられません。しかし銀行カードローンに関しては、専業主婦でも利用できる可能性があります。まずはその理由をご説明します。

主婦は銀行カードローンを利用できるの?

主婦本人に収入がなくても、夫に収入があれば、銀行カードローンの審査に通過するかもしれません。その理由に以下があります。

 

・銀行カードローンには総量規制がない

 

総量規制とは「本人の年収の3分の1を超える借金は原則禁止」という制度です。たとえば年収300万円なら借金100万円。年収400万円なら借金120万円が限界ということです。

 

ただし総量規制が適用されるのは、消費者金融やクレジットカード会社のような貸金業者です。銀行は貸金業者に該当しないため、総量規制の適用もありません。

 

そのため主婦本人に収入がなくても、夫に収入があれば審査対象として評価の対象になる、ということです。

 

しかし全ての銀行カードローンで融資を受けられるわけではありません。

主婦でも利用できる銀行カードローン4選

主婦でもお金を借りやすい銀行カードローンに以下の4つがあります。

 

  • PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードローン
  • イオン銀行カードローン
  • セブン銀行カードローン
  • 地方銀行カードローン

 

それぞれの特徴を解説した後、他にも可能性がある銀行カードローンを紹介します。

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)カードローン

PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)のカードローンはスマホから申し込むことが可能で、最短60分で仮審査の結果が分かるカードローンです。初回特典として無利息期間があり、借入れ日から30日間は利息が発生しません。

 

収入条件に関しては、本人だけでなく、配偶者の収入も基準になります。

 

「配偶者に安定した収入があればお申し込みいただけます」

引用:PayPay銀行HP「お客さまサポートメニュー」

 

その他のPayPay銀行カードローンの特徴は以下です。

 

申し込み年齢

20歳以上70歳未満

申し込み条件

仕事をしていて安定収入がある(配偶者の収入でも可)

普通預金口座を持っている(カードローンと同時申し込み可)

保証会社の保証を受けられる(担保・保証人不要)

返済方法

毎月1~28日、月末のいずれかを選択可能

限度額

最大1,000万円

金利

年1.59%〜18.0%

 

参考:PayPay銀行HP「カードローン商品要項

イオン銀行カードローン

イオン銀行カードローンは、返済も借入れも1,000円から利用できるカードローンです。年中無休で審査していて、審査終了後から約5日でカードを受け取れます。

 

申し込み条件に「継続かつ安定した収入」がありますが、配偶者に安定収入があれば申し込めます。

 

「ご本人に収入がなく、配偶者に収入のある方は50万円まで申込可能です」

引用:イオン銀行HP「カードローン商品概要

 

その他のイオン銀行カードローンの特徴は以下です。

 

申し込み年齢

20歳以上65歳未満

申し込み条件

継続かつ安定した収入が見込める(配偶者の収入でも可)

日本国内に居住している(外国籍の場合は永住許可を受けている)

保証会社の保証を受けられる(担保・保証人不要)

返済方法

約定返済日(原則毎月20日)

限度額

10万円~800万円

金利

年3.8%〜13.8%

 

参考:イオン銀行HP「カードローン商品概要

セブン銀行カードローン

セブン銀行カードローンは、スマホから申し込めてアプリで完結できるカードローンです。最短2営業日で、キャッシュカードが届く前から借入れ可能というメリットがあります。

 

公式ホームページ内に「収入のない主婦でも申し込み可」という記載はありませんが、インターネット上で「専業主婦でも融資を受けることができた」という口コミが見られました。

 

その他のセブン銀行カードローンの特徴は以下です。

 

申し込み年齢

20歳以上70歳未満

申し込み条件

セブン銀行口座を持っている

一定の審査基準を満たし保証会社の保証を受けられる(担保・保証人不要)

外国籍の場合は永住者

返済方法

約定返済日(原則毎月27日)

限度額

10万円~300万円

金利

年12.0%〜15.0%

 

参考:セブン銀行HP「ローンサービス商品概要」「ローンサービス利息について

地方銀行カードローン

地方銀行カードローンによっては「専業主婦でも配偶者に収入があれば可」と明記されています。次の十六銀行レディースローンがそうです。

 

「専業主婦でも世帯収入があれば、お申込みの対象となります。」

引用:十六銀行HP「レディスーローン商品概要

 

他にも専業主婦が利用できる地方銀行カードローンはあるようですが、地方銀行によって審査方針が変わることもあるので、各公式ホームページの最新情報を確認すると良いでしょう。

収入のない主婦でも消費者金融を利用できる?

夫の収入によって借入れの審査を受けられるのは銀行カードローンです。前述したように銀行は総量規制に該当しないため専業主婦でも申し込めます。

 

ただし総量規制に該当する消費者金融でも、配偶者貸付が利用できれば可能性があります。

配偶者貸付制度を利用できるケース

配偶者貸付とは、総量規制の例外的な貸付です。配偶者の同意を得ることで、本人と配偶者の年収を足した3分の1以下の貸付が可能になります。

 

つまり、主婦本人の収入がゼロでも、夫に330万円の年収があれば、配偶者貸付上は3分1の110万円まで借りられる可能性があります。

 

専業主婦が消費者金融カードローンを利用する場合は、配偶者貸付に対応している貸金業者(消費者金融)に申し込まなければなりません。

 

ただし必要書類には、本人確認書類だけでなく、配偶者の同意書や収入証明書類を準備しなければならないので、夫の協力を得られる場合に検討すると良いでしょう。

 

旦那にバレることなく内緒のままお金を借りたい」という場合は、先ほどの銀行カードローンを中心に考えることをおすすめします。

消費者金融ベルーナノーティス

消費者金融のベルーナノーティスは女性のためのレディースローンです。最初の借入れから14日間は利息無料で、女性オペレーター専用のフリーダイヤルも設置されています。

 

公式ホームページに配偶者貸付に対応しているという記載がありました。

 

「ベルーナノーティスでは、レディースローンのサービスの一環として配偶者貸付も行っています」

引用:ベルーナノーティスHP「カードローンのご案内

 

その他のベルーナノーティス、レディースローンの特徴は以下です。

 

申し込み年齢

18~80歳の方

申し込み条件

安定した収入があって基準を満たす人

返済方法

銀行と郵便の引き落としは毎月5日

銀行振込は毎月5日または毎月27日

限度額

1万円~300万円

金利

年4.5%〜18.0%

 

参考:ベルーナノーティスHP「カードローンのご案内」「カードローンのご返済期日

主婦がお金を借りる場合の注意点

主婦がカードローンでお金を借りる際の注意点は下記です。

 

  • 限度額一杯の借入れは難しい
  • 即日借入れができない

 

どちらも大切なポイントなので、それぞれ具体的に解説します。

主婦の借入れ限度額は50万円が限界?

専業主婦がカードローン1社で融資を受けられる金額は10万円~50万円が大半です。限度額800万円、1,000万円という銀行カードローンもありますが、たとえ夫の収入が安定していても限度額ぴったりで審査は下りないでしょう。

 

また50万円以上の融資に関しては、基本的に収入証明書類の提出が必要になる、という点にも注意してください。

 

複数のカードローンを利用すれば借入総額を増やせる可能性はありますが、3社目以降は審査が厳しくなるといわれているので、2社以内に留める方が賢明です。

専業主婦が即日融資を受けることは難しい

そもそも銀行カードローンは即日融資に対応していません。

 

消費者金融には即日融資がありますが、専業主婦が申し込める消費者金融は限られていますし、その場合も夫の同意書が必要です。

 

そのため「旦那に秘密にしたまま融資を受けたい」という場合、申し込み当日の借入れは難しいと考えてください。

夫に秘密でお金を借りる際の注意点

収入のない専業主婦が夫に内緒で借りる際の注意点は以下の4つです。

 

  • 在籍確認
  • 郵便物
  • 延滞
  • カード

 

夫や家族にバレずに融資を受けるために、しっかりポイントを抑えましょう。

夫の会社への在籍確認があるかどうか

配偶者である夫の職場に在籍確認があるかどうかがポイントです。

 

専業主婦が銀行カードローンや消費者金融のカードローンに申し込んでも、基本的に夫の職場に連絡は行きませんが、「100%在籍確認が行われない」とは言い切れません。

 

そのため、申し込み時にあらかじめ担当者に確認すると良いでしょう。現在、在籍確認がない場合でも、方針の変更によって在籍確認を行う可能性があります。

郵送物で知られないように気を付ける

カードローンに申し込んで審査に通過すれば、郵送物としてローンカードが送られてきます。封筒の差出人は銀行名でも、夫が勝手に開封すればバレるかもしれません。

 

金融機関によっては本人指定郵便や一般書留で郵送してもらえるので、心配な場合は事前に確認しましょう。

カードローン利用後の延滞に注意する

カードローンの支払いを滞納すると、返済を促すハガキが送られてくるのが通常です。他にも督促の電話がかかってくることがあるので、夫や家族に借金の存在を知られる可能性があります。

 

延滞期間が長引けば長引くほど、督促回数も増えるのが基本ですから、返済期日に遅れずに支払うことが大切です。

主婦が内緒でお金を借りる【まとめ】

主婦が夫や家族に内緒でお金を借りたいときは銀行カードローンがおすすめです。主婦本人に収入がない場合でも、夫の年収によって審査してもらえる銀行カードローンがあるからです。

 

配偶者貸付に対応している消費者金融のレディースローンもありますが、その場合は夫の同意書が必要になります。

 

また実際の借入額は50万円以下が大半で、基本的に即日融資は難しいので注意しましょう。

 

夫にバレるシチュエーションを避けることも大切です。事前に在籍確認の有無を確認し、郵送物や延滞に気を付けることで、内緒にしやすいといえます。

この記事の監修者

金子賢司(かねこ けんじ)
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。 <保有資格>CFP(R)

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