「20歳以下だけどお金を借りたい」
「お金がないけど親に頼めない」
「お金を借りる際に気をつけることが知りたい」
そうお考えではありませんか。
年齢に関わらず生活や娯楽のためにまとまったお金が必要になるケースは存在します。
「親には言いづらい……」という状態だと、何とか他の方法でお金を借りられないか知りたいものですよね。
そこで本記事では、お金を借りる方法を紹介していきます。具体的な内容は以下の通りです。
- 18歳・19歳がお金を借りる3つの方法
- おすすめの学生ローン
- 学生ローンを使えない際に融資を受ける方法
- 18歳・19歳でお金を借りる際の5つの注意点
18歳・19歳でお金を借りたいと考えている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
目次
未成年でもお金は借りられるの?
未成年(18歳未満)は基本的にお金を借りられません。
2022年3月31日までの法律での成年年齢は「20歳」でした。
そのため多くの消費者金融やクレジットカード会社が、「未成年は親の同意が必要」と申し込み条件に定めていたのです。
しかし法改正により、4月1日からは成年年齢が「18歳」に変更されています。
法改正に伴って、申し込み条件が変更になっている消費者金融やクレジット会社も少なくありません。そのため以前よりは、高校生以外を除くと18歳でもお金が借りやすい状況です。
ただし今まで通り、返済能力を超える借り入れはできません。
また貸金業者によっては引き続き20歳以下は親の同意を求めている場合もあります。
18歳・19歳がお金を借りる5つの方法
18歳・19歳がお金を借りる5つの方法を紹介します。
- 学生ローンで借りる
- 給料を前借りする
- 奨学金から借りる
- 消費者金融で借りる
- クレジットカードのキャッシング枠を使う
学生ローンは本人の名義でお金を借りられる可能性が高いため、親に相談したくない方におすすめです。
ぜひ参考にしてみてください。
1.学生ローンで借りる
学生ローンとは、その名の通りすべての学生を対象にしたローン商品です。学生でも利用でき、親の同意なく借りられる業者も存在します。
業者によって金額は異なりますが、返済能力があると判断されると、最大50万円まで借りられるところがあるのも特徴です。
最短で即日入金の業者もあるため、すぐにお金が欲しいというときに頼りになるでしょう。
利息が低めに設定されている学生ローンも多いので、学生が借り入れを考えているのなら便利です。
2.給料を前借りする
日払い以外のアルバイトの場合、給料は決められた日に振り込まれるのが一般的です。
しかし非常時なら、給料日の前払いや前借りが労働基準法により認められています。
自分が働いたお金を先に受け取るだけなので、利息がかかることはありません。
給料を前払いしてもらうためには、勤務先の会社に申告しましょう。
会社によっては申込書に記入するだけで、簡単に支払ってもらえる場合もあります。
まずは、店長や上司に理由を添えて相談してみてください。
3.奨学金を借りる
奨学金とは、進学に必要な金銭をサポートするために設けられている制度です。
勉強への意欲を持つ学生が、経済的事情により通学や進学を諦めてしまわないよう、国・自治体・NPOなどが制度を設けています。
基本として借り入れたお金の使い道に制約がないため、生活費に充てる学生も多いでしょう。
奨学金の対象となる学生は以下の通りです。
- 高等学校・専門学校生
- 大学・院生
- 短期大学生
- 専門学校生
- 通信制高校・大学生
- 海外の学校への進学者
ただし奨学金を借りるには「成績が優れている」「世帯収入が基準以下である」などの審査基準を満たす必要があります。
そのためすぐに借りるのが難しく、難易度が高いといえるでしょう。
4.消費者金融で借りる
法改正により未成年ではなくなったため、高校生以外なら18歳・19歳でも消費者金融で借りられる可能性があります。
ただし一般的な申し込み条件は以下の通りです。
- 高校生を除く18歳以上である
- 本人または配偶者に安定した収入がある
高校生なら消費者金融は利用できません。
また毎月安定した収入が必要です。
アルバイトでも構いませんが、勤続年数によっては返済能力がないと判断される可能性もあるでしょう。
5.クレジットカードのキャッシング枠を使う
消費者金融と同じく法改正により18歳から申し込み可能なクレジットカードも増えています。
申し込み時に設定していれば、キャッシング枠を使ってお金を借りることが可能です。
ただし18歳なら、キャッシングの利用限度額はあまり高くなりません。
収入にもよりますが、多くても10~30万円程度になると見込まれます。
まずはキャッシング枠の有無を確認してみましょう。
18歳・19歳がお金を借りる際におすすめの学生ローン3選
18歳・19歳でお金を借りる方法がいくつかありますが、その中でも学生ローンは入金スピードが早く、おすすめの方法です。
そこで学生ローンの中でもおすすめの業者を3つ紹介します。
- カレッヂ
- フレンド田
- マルイ
学生ローンは消費者金融よりも金利が低いため、学生にとって借りやすいでしょう。
「どこが良いか迷っている」「すぐにお金が欲しい」という学生は、ぜひ確認してみてください。
1.カレッヂ
実質年率 | 15.0%~17.0% |
利用限度額 | 1,000円~50万円 ※18歳・19歳は10万円まで |
来店 | 不要 |
おすすめな人 |
|
カレッジは18歳・19歳の場合10万円まで借りられます。
原則として来店不要かつ、以下のように返済方法も豊富です。
- 店頭
- コンビニATM
- 現金書留
- 指定口座
さらにカレッヂの場合、返済日は自由に設定できます。
返済指定日の前後7日の間に入金すれば問題ないため、自分のペースでの返済が可能です。
20歳未満は収入証明が必要になりますので、申し込み時には準備しましょう。
2.フレンド田(デン)
実質年率 | 12.0%~17.0% |
利用限度額 | 1万円~50万円 |
来店 | 不要 |
おすすめな人 |
|
18歳以上の学生の方が申し込み可能なフレンド田は、上限50万円まで借りられます。
スピード振込にも対応しているため、即日に融資して欲しいという人におすすめです。
またフレンド田では、さまざまな特典も用意しています。
新規申し込み特典 | 借入金額に応じて金券プレゼント |
お友達紹介特典 | 紹介人数に応じて金利ダウン |
お得に利用したいなら、ぜひフレンド田のホームページをご確認ください。
3.マルイ
実質年率 | 12.0%~17.0% |
利用限度額 | 1~100万円 |
来店 | 不要 |
おすすめな人 |
|
マルイは40年以上の歴史を持つ学生ローンです。
初めてで35万円以上の利用なら実質年率は15.9パーセント以下。
18歳・19歳でも借り入れができます。
毎月の支払いは利息だけでOKなので、「急な出費で支払い額を増やせない」というときでも安心です。
(例:利用金額が10万円・年率17%の場合、毎月最低1,397円の返済でOK)
アルバイト先への在籍確認が原則不要で周囲に知られずに借り入れができます。
学生ローンを使えない際に便利な貯金担保自動貸付け
実質年率 | 担保定額貯金:返済時の約定金利(%)+0.25% 担保定期貯金:預入時の約定金利(%)+0.5% |
利用限度額 | 預入金額の90.0%まで |
おすすめな人 |
|
ゆうちょの「貯金担保自動貸付け」では、定額貯金・定期貯金を担保として融資を受けられます。
定額貯金は積み立て式なので、期間によっては払い戻しが受けられません。
その対応策として、お金が欲しい場合に融資を受けられます。
貯金担保自動貸付けなら審査がなく、年齢制限もありません。
高校を卒業してから働き始めている人は当然ながら学生ローンの利用は不可です。
そんなときに便利なのが、ゆうちょの「貯金担保貸付け」となります。
定額貯金・定期貯金をしているなら、利用を考えてみましょう。
18歳・19歳がローン会社でお金を借りる際の5つの注意点
18歳・19歳がローン会社でお金を借りる際の5つの注意点を紹介します。
- 利用できる年齢を確認しておく
- アルバイト等の収入がある状態にしておく
- 最高でも10万円程度と考えておく
- 利息を把握しておく
- 闇金は絶対に利用しない
18歳・19歳の場合、申し込みをすれば誰でもお金を借りられる訳ではありません。
借り入れ先や、自身の状況によって借り入れができないケースがあるため、事前に確認しておく必要があります。
1.利用できる年齢を確認しておく
借り入れをする際は、必ず利用できる年齢を確認しましょう。
ローン会社の申し込み条件には以下のようにさまざまなものがあります。
- 高校生を除く18歳以上の学生
- 高校生を除く18歳以上で安定した収入がある方
- 18歳以上(20歳未満は親の同意が必要)
- 20歳以上で安定した収入がある方
検討しているローン会社の対象年齢と必要項目を事前に確認した上で、申し込み手続きを進めましょう。
2.アルバイト等の収入がある状態にしておく
ほとんどのローン審査は「本人に毎月返済できるだけの安定した収入があるか」が重要視されます。そのため、収入が不安定な場合は、審査に通らない可能性があるため注意しましょう。
高額ではなくても、毎月安定した収入を得ているのが望ましいといわれています。
また貸金業者によるローンは、総量規制により収入の3分の1までしか借りられないと決められています。例えば50万円を借りようと思ったら、150万円の年収が必要です。
安定した収入が見込めれば審査に通る確率は高くなります。
収入証明書やアルバイトでの給料明細などが求められる可能性が高いので、準備しておきましょう。
3.最高でも10万円程度と考えておく
多くの金融商品では借り入れ限度額が設けられています。18歳・19歳の場合は最高で10万円程度がほとんどでしょう。
なぜなら多額のお金を返済できるほどの安定収入があるとは判断されにくいからです。
月収は高くても18歳・19歳なら勤続年数が短いため、審査に影響するといわれています。貸し倒れリスクを避けるために、貸金業者では少額の融資しか受け付けてくれません。
借りられるとしても上限が低いと把握したうえで、使い方を考えていきましょう。
4.利息を把握しておく
金融会社から借り入れを行うと、必ず利息が発生します。よって利息についても把握しておくと良いでしょう。
利息とは、借入者が借入先に支払うお金です。利息額は借入先が設定している金利によって異なります。
利息の計算式は以下の通りです。
ここで10万円を返済期間2年間で借りた場合の、総返済額を見てみましょう。
借入金額 | 10万円 |
返済回数 | 24回 |
貸付利率 | 18% |
月の返済金額 | ¥5,000 |
返済総額 | ¥119,772 |
返済方式によって、月々の返済額は変動します。
利息は、借り入れが少額なほど高く設定される傾向にあるので、最終的な返済金額は必ず確認するようにしましょう。
臨時収入があったら多めに返済するなどして、早めに完済するのがおすすめです。
5.闇金は絶対に利用しない
どうしてもお金が欲しいという理由から、闇金に手を出してしまう人も存在しますが、絶対に辞めましょう。
闇金とは、法外な利息をつけて貸付を行なっている業者です。中には通常の70倍近くの利息を要求してくる業者も存在します。
多くの闇金業者は、借入者から「長期的に法外な利息を回収し続ける」ことを目的としており、完済させてもらえないケースもすくなくありません。
また、暴力的な取り立てや、嫌がらせ、犯罪行為に加担させられるケースも存在します。
「違法だから返済しなくても良い」と思って借りてしまうと、精神的・肉体的な被害を受ける可能性があり危険です。
貸金業者は必ず金融庁の登録貸金業者情報検索入力ページに登録されています。このページで検索できない会社は注意すべき貸金業者です。
ローン会社や消費者金融の審査に通らなかったら、業者からお金を借りることは諦めましょう。
日雇いの仕事を探す・家族に借りる・給料の前借りをするなど、安全な方法でお金を用意してくださいね。