この記事ではイオンカードセレクトの口コミ・評判を詳しく掲載しています。
また、イオンカードセレクトの基本情報、メリット・デメリット、申し込み方法、審査内容なども解説するので参考にしてください。
記事の最後に「イオンカードセレクトをおすすめしたい人」についても解説しています。
目次
イオンカードセレクトの基本情報
イオンカードセレクトはイオンフィナンシャルサービス株式会社が発行しているクレジットカードです。
イオン銀行キャッシュカード、クレジットカード、電子マネーWAONの3つの特徴が集約されています。
その他の基本情報は以下です。
入会条件 | 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な人(高校生は卒業年度の1月1日以降なら可) |
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | クレジットカードのカードショッピング利用200円(税込)ごとに1ポイント ※全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループの対象店舗ですると200円(税込)ごとに2ポイント |
たまるポイント | WAON POINT 電子マネーWAON POINT |
国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
参考:AEON CARDホームページ「イオンカードセレクト」「ご入会の前に」
イオンカードセレクトの6つのメリット
イオンカードセレクトには次の6つのメリットがあります。
- 年会費がかからず無料
- イオン系列店舗のショッピングに有利
- イオン銀行の金利が上がる
- ショッピング保険が充実している
- 公共料金・税金などの支払いでお得になる
- 無料でイオンゴールドカードが作れる
それぞれ1つずつ解説していきます。
年会費がかからず無料
イオンカードセレクトは年会費がかかりません。中には保有しているだけで年会費がかかるクレジットカードもありますが、イオンカードセレクトは無料なので申し込みやすいでしょう。
年会費無料はイオンカードセレクトだけのメリットではありませんが、見逃せない重要なメリットといえます。
イオン系列店舗のショッピングに有利
イオン系列の対象店舗でショッピングするとWAON POINTがいつでも2倍になります。毎月20日、30日のお客様感謝デーは5%オフです。また、55歳以上の人や、5日、15日、25日のように5がつく日もお得です。55歳以上の方が発行できるイオンカードセレクト(G.Gマーク付き)なら、毎月15日のG.G感謝デーで割引特典が得られます。
5日、15日、25日には「お客さまわくわくデー」として、付与されるWAON POINTが2倍になります。
イオンカードポイントモールを経由してネットショッピングしてもポイントがたまりますし、イオンシネマで映画料金を払うと安くなるというメリットもあります。
その他の店で買い物しても、毎月10日はWAON POINTが2倍になりますが、イオングループ利用者のメリットが最も大きいでしょう。
なお、電子マネーWAONのショッピングや、オートチャージによってもWAON POINTがたまります。
イオン銀行の金利が上がる
イオンカードセレクトを利用し、必要なイオン銀行のスコアを満たすことで、普通預金の金利が最大0.10%にアップします。
通常適用されるのはブロンズステージの年0.01%です。利用状況などに応じてシルバーステージ年0.03%、ゴールドステージ年0.05%、そしてプラチナステージ年0.10%まで上がります。
ブロンズステージとプラチナステージの差は10倍もあるので、低金利時代に嬉しいメリットではないでしょうか。
ショッピング保険が充実している
イオンカードセレクトにはショッピングセーフティ保険が付帯しています。購入日から180日間、破損・火災・盗難のような偶然の事故で商品が壊れた場合に、年間50万円まで補償してもらえます。
他にクレジットカード盗難保障として、紛失や盗難でイオンカードセレクトが不正使用された場合の保障にも対応しています。
万が一のケースが絶対にないとは言い切れませんので、「もしもの時」に備えた保険サービスが充実しているのも大きなメリットです。
公共料金・税金などの支払いでお得になる
毎月の電気・ガス・水道などの公共料金や、国税・固定資産税・自動車税・ふるさと納税などの各種税金をイオンカードセレクトで支払ってもポイントがたまります。
他にも携帯電話・プロバイダ料金のような通信費用や、国民年金保険料、生命保険・損害保険などを支払うことが可能です。
一定の手続きは必要になりますが、支払い忘れがなくなるうえに、支払いが一回にまとまるので家計管理が楽になるでしょう。
公共料金の支払いに関しては、1件ごとに毎月5WAON POINTが付与されるというメリットもあります。
無料でイオンゴールドカードが作れる
一定の条件を満たすことでワンランク上のイオンゴールドカードを無料で発行できます。イオンゴールドカードのメリットは以下です。
- 最高5,000万円の海外旅行保険
- 最高3,000万円の国内旅行保険
- 全国のイオンラウンジ利用
- 国内主要空港のラウンジ利用
専門家のコメント(高柳さん)
参考
イオンカードセレクトは、キャッシュカード・クレジットカード・電子マネーWAONがセットになったカードです。イオン系列の店舗を頻繁に利用する人は、この1枚があれば買い物に困ることはないでしょう。
WAON POINTをチャージする方法が豊富に用意されているため、WAONのヘビーユーザーなら利便性を感じやすいです。
店のレジやWAONチャージャーで現金をチャージする方法以外に、クレジットカードを紐づけしてチャージすることもできます。こちらなら現金の準備が必要なく、クレジットカードのポイントも得られます。
さらにイオンカードセレクトならではの特典として、「オートチャージ」機能も利用可能です。WAONの残高が設定する金額を下回ったら自動的にチャージする方法で、手動でチャージの手続きをする手間が必要ありません。
クレジットカードの種類によってはオートチャージ200円で1WAON POINT付き、チャージされたWAONで支払うことでも200円=1WAON POINTが付与されます。自動的にポイント2重取りをしてくれるので、イオン系列の店舗を使えばポイントがどんどん貯まります。
ただし、オートチャージを利用するには事前の設定が必要です。手続きはイオン銀行ATMやWAONステーションで行えるので、イオンカードセレクトを手に入れたらすぐに手続きを済ませてしまいましょう。
イオンカードセレクトをメインカードにするなら、ゆくゆくはゴールドカードを狙うのもおすすめです。直近年間カードショッピング額が100万円以上など、一定の条件を満たした場合に発行されます。インビテーション制なので自分からは申し込めませんが、ゴールドカードなのに年会費がかかりません。海外・国内旅行傷害保険が付帯したりイオンラウンジが使えたりと、旅行好きな方ならメリットが大きいカードです。
イオンカードセレクトの3つのデメリット
イオンカードセレクトにはメリットだけでなく、利用者次第でデメリットに感じる部分があります。主に以下の3点です。
- イオン銀行以外の引き落とし口座を指定できない
- 旅行傷害保険がついていない
- デフォルトのポイント還元率が低い
それぞれ説明していきます。
イオン銀行以外の引き落とし口座を指定できない
イオンカードセレクトの引き落とし口座はイオン銀行のみです。他の金融機関は指定できないので、イオン銀行の口座を開設していない場合はデメリットに感じるかもしれません。
ただしイオンカードセレクトの申し込みと同時に、イオン銀行口座を開設できます。
旅行傷害保険がついていない
イオンカードセレクトにはショッピングセーフティ保険・クレジットカード盗難保障がついていますが、旅行傷害保険は付帯していません。
中には海外・国内の双方に対応した旅行傷害保険つきクレジットカードもありますが、イオンカードセレクトにはついていません。旅行が趣味の人は別のカードを作成するか、傷害保険への加入を考える必要があるでしょう。
なお、イオンカードゴールドには保険が付帯しています。まずはイオンカードセレクトを利用し、条件を満たした後にイオンゴールドカードを発行する、という選択肢も考えられます。
デフォルトのポイント還元率が低い
イオンカードセレクトのデフォルトのポイント還元率は0.5%です。クレジットカードによっては1%以上のポイント還元もあるため、比較対象によっては「イオンカードセレクトのポイント還元率は低い」と感じるかもしれません。
ただし日常的にイオン店舗で買い物する場合はポイントがたまりやすいので、多少デフォルトのポイント還元率が低くても気にならないでしょう。
イオンカードセレクトとイオンカードの違い
イオンカードセレクトとその他のイオンカードの違いはキャッシュカード機能です。WAON一体型のイオンカードもありますが、キャッシュカード機能は付与されていません。
クレジットカード機能自体は他のイオンカードにも付与していますが、イオン銀行のキャッシュカードとしても利用できるのがイオンカードセレクトの強みです。
イオンカードセレクトの申し込み方法
イオンカードセレクトに申し込むには、以下のうちいずれか一点が必要になります。
- 運転免許証(運転経歴証明書は対象外)
- 顔写真つきの個人番号カード
- 日本国政府発行のパスポート
その後の申し込みはオンライン上で行うことが可能です。イオンカードセレクトの公式ホームページを開いた後、次の流れで進めましょう。
- 申し込みフォームに必要事項を入力する
- 入会審査
- クレジットカード到着(約2週間)
- 利用開始
注意点として、運転免許証などの本人確認書類は、クレジットカード到着時に佐川急便のセールスドライバーに提示する必要があります。
送り状に記載されている姓名・住所と本人確認書類の一致をセールスドライバーが確認するため、到着時にスムーズに提示できるように事前準備するとよいでしょう。
また、運転経歴証明書やその他の公的書類は対象外なので、前述した3種類の中から準備する点にも注意が必要です。
イオンカードセレクトの審査基準
イオンカードセレクトの入会条件は「高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な人」です。ただし高校生も、卒業年度1月1日以降は申し込めます。
公式ホームページに年収条件は記載されていませんが、あくまでもクレジットカードですから、収入の有無は審査対象に影響するでしょう。
継続した安定収入がない場合でも、親権者や配偶者の年収によっては発行できる可能性がありますが、キャッシング枠を設定すると一般的に審査は厳しくなります。不安な場合はキャッシング枠なし(ショッピング枠のみ)で申し込みましょう。
また、同時期に他社のクレジットカードに申し込むのは避けた方が無難です。複数のカード会社に申し込みをしたために、カード会社側が返済できないリスクを予想して、審査落ちのリスクが高くなるからです。
上記の点に留意しながら、イオンカードセレクトの申し込みを進めてみてはいかがでしょうか。
イオンカードセレクトをおすすめしたい人
イオンカードセレクトがおすすめなのは「頻繁にイオングループを利用してWAON POINTをためている人」です。もしくは「これからWAON POINTを貯めたい人」です。
デフォルトのポイント還元率は0.5%ですが、イオン系列のお店でショッピングすれば2倍なので、ポイント還元率が高めのクレジットカードと比較しても遜色ありません。
特にイオンやマックスバリュは食料品や日用雑貨が豊富なので、普段の買い物でポイントがたまるのは魅力的ではないでしょうか。
映画好きな人にはイオンシネマの映画鑑賞割引もメリットです。
また、1枚のカードに機能を集約したい人にもイオンカードセレクトはおすすめです。
前述したようにクレジットカード機能、電子マネーWAON機能、キャッシュカード機能の3つが備わっているのでスムーズに利用できますし、「財布がかさばらない」というメリットもあります。
ショッピングセーフティ保険が付帯する年会費無料のカードは多くないので、そのような部分に魅力を感じる人にもおすすめです。
イオンカードセレクトの評判【まとめ】
この記事では、イオンカードセレクトの評判やメリット・デメリット、審査基準などを解説しました。
イオンカードセレクトはイオン店舗の買い物でポイントがたまりやすく、無料でショッピングセーフティ保険が付帯しているなどのメリットがあります。
申し込み方法も分かりやすく、審査基準もそこまで厳しくないと予測できるので、まずは気軽に申し込めるクレジットカードではないでしょうか。