「主婦でも利用できるカードローンはある?」
「夫に知られずにお金を借りることは可能?」
「主婦でも借りられるカードローンが知りたい」
専業主婦で「カードローンを利用したい」と考える方もいるでしょう。ご主人の給料日までお金が必要だったり、急にお金を用意しなければならなかったりする場面もあるものです。
しかし、安定した収入がない専業主婦でも、審査に通るのか気になりますよね。
そこで、こちらの記事では、以下の内容について解説していきます。
- カードローンは主婦でも申し込み可能
- 専業主婦でも申し込み可能なカードローン
- 主婦がカードローンの審査に通るためのポイント
- 主婦がカードローンを申し込むときの注意点
カードローンを申し込みたいと考える主婦は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
カードローンは主婦でも利用できる可能性がある
一般的に、カードローンの審査に通るためには、安定した収入が必要です。しかし、収入がない専業主婦でもカードローンの利用が可能です。
専業主婦が申し込みできるカードローンは、主に2つの種類があります。
- 銀行カードローン:専業主婦でも申し込みが可としている種類がある
- 消費者金融の配偶者貸付制度:配偶者の年収1/3まで借り入れできる制度
カードローンを申し込みするときは、事前に条件を満たしているのか確認しておくと良いでしょう。
専業主婦でも申し込み可能なカードローン7選
専業主婦でも申し込みできるカードローンを7種類紹介します。
- ベルーナノーティス
- イオン銀行カードローン
- 楽天銀行スーパーローン
- PayPay銀行カードローン
- セブン銀行カードローン
- 新生銀行スマートカードローン プラス
- セディナカードローン
申し込み条件や内容を比較してみてください。
1.ベルーナノーティス
金利(実質年率) | 4.5~18.0% |
利用額 | 1万円~ 300万円 |
利用対象者 | 20~80歳までの安定した収入のある方 |
必要書類 | ・本人を確認できるものの写し(運転免許証、運転経歴証明書、健康保険証など) ・収入証明(必要になるケースがある) |
ベルーナノーティスの「レディスローン」は、女性向けのカードローンで専業主婦も申し込み対象です。
総量規制の例外である「配偶者貸付」を行っているので、ご主人に安定した収入があれば利用可能です。ただし、配偶者の同意が必要になります。
返済額は月2,000円から用意されているので、毎月の支払いが心配な主婦でも、家計のやりくりに負担がかからないでしょう。
2.イオン銀行カードローン
金利(実質年率) | 3.8%~13.8% |
利用額 | 10万円~800万円(10万円単位) |
利用対象者 | ・日本国内に居住している方、外国籍の方については永住許可を受けている方 ・契約時の年齢が満20歳以上、満65歳未満の方 ・本人に安定かつ継続した収入の見込める方 ※ パート、アルバイト、自営業者、専業主婦(夫)の方も申し込み可能・保証会社であるイオンクレジットサービス(株)、またはオリックス ・クレジット(株)の保証を受けられる方 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入確認書類 |
イオン銀行カードローンは、配偶者に安定した収入があれば専業主婦でも申し込み可能です。ただし、限度額は50万円までです。
イオン銀行の口座がなくても、他金融機関口座から引き落としやATM返済が利用できます。イオンによく買い物に行く主婦は利用しやすいでしょう。
前月末の借入残高が3万円未満の場合、1,000円からの返済が可能です。「主人の給料日までにあと2万円ほど必要」という場合に、スポット的に借入するのも良いでしょう。
3.楽天銀行スーパーローン
金利(実質年率) | 1.9%~14.5% |
利用額 | 1万円~800万円 |
利用対象者 | ・満年齢20歳以上62歳以下の方 ・日本国内に居住している方(外国籍の方は、永住権または特別永住権をお持ちの方) ・お勤めの方で毎月安定した定期収入のある方、または、専業主婦の方 ・楽天カード株式会社またはSMBCファイナンスサービス株式会社の保証を受けることができる方 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明(必要になるケースがある) |
楽天銀行スーパーローンは、10万円単位で最大800万円まで融資可能です。ただし、専業主婦の場合は50万円までが限度です。
楽天銀行の口座がなくても、他行口座が利用できます。新しく口座を作りたくないと考える方にもおすすめです。楽天ポイントも貯まるので、会員の方はチェックしてみてください。
4.PayPay銀行カードローン
金利(実質年率) | 1.59%~年18.0% |
利用額 | 1万円~1,000万円 |
利用対象者 | ・申込時の年齢が20歳以上70歳未満の方 ・安定した収入のある方(配偶者に安定収入があれば申し込み可能) ・PayPay銀行の普通預金口座を持つ個人の方 |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明(必要になるケースがある) |
PayPay銀行カードローンは、配偶者に安定収入があれば主婦でも申し込み可能です。PayPay銀行の口座が必須なので、持っていない方はカードローンを申し込みする前に開設が必要です。
スマートフォンから必要確認書類を提出すれば、最短60分で仮審査の結果がメールで届きます。忙しい主婦でも、家事の合間に申し込みできるでしょう。
5.セブン銀行カードローン
金利(実質年率) | 12.0~15.0.% |
利用額 | 1万円~300万円 |
利用対象者 | ・セブン銀行口座を持っている方 契約時の年齢が満20歳以上満70歳未満のお客さま ・一定の審査基準を満たし、指定の保証会社(アコム)の保証を受けられる方 ・外国籍の方は永住者であること |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明(必要になるケースがある) |
セブン銀行のカードローンは、利用限度額が10万・30万・50万円の場合は金利が年15.0%、70万・100万円の場合は14%です。利用限度額が100万円以上になると、年収確認書類が必要になります。
申し込みから借入までをスマホのアプリだけで完結できるので、気軽に申し込みできます。
借入方法は、セブン銀行ATMもしくはダイレクトバンキングから選択可。申し込みから最短2日で借入できるので、急いでお金が必要な方は利用しやすいでしょう。
6.新生銀行スマートカードローン プラス
金利(実質年率) | 4.5~14.8.% |
利用額 | 1万円~500万円 |
利用対象者 | ・申込時の年齢が満20歳以上満70歳以下である ・本人または配偶者に安定した収入のあること (パート・アルバイトの方も申し込み可) ・日本国内に居住していること ・日本国籍を持っている、または外国籍で日本語が理解でき、永住権または特別永住権を持っている ・新生銀行の指定保証会社である新生フィナンシャル株式会社の保証を受けられる |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明(必要になるケースがある) |
新生銀行のスマートカードローン プラスは、配偶者に安定した収入があれば主婦でも申し込み可能。提携のATMからの借入・返済は手数料無料なので、コンビニから気軽に利用できます。
契約手続きや融資はネットのみで完結します。新生銀行の口座があれば毎月の自動引き落としも可能です。
7.セディナカードローン
金利(実質年率) | ~18.0% |
利用額 | 1万円~200万円(新規の場合は50万円が上限) |
利用対象者 | 20歳以上(学生は除く)64歳以下の方で、電話連絡が可能な一定の収入がある方(パート・アルバイトもOK) |
必要書類 | ・本人確認書類 ・収入証明(必要になるケースがある) |
セディナのカードローンは、パートやアルバイトでも申し込み可能なので、一定収入がある主婦なら利用できるチャンスがあります。
最短30分で審査可能で、12時までに完了した場合は当日中にカードを発送してもらえます。
新規の場合、7日間は無利息でキャッシング可能です。「主人の給料日までに一時的にお金が必要」という場合には助かるでしょう。
主婦がカードローンの審査に通るための4つのポイント
主婦がカードローン申し込みをするなら、なるべく審査に通りやすいポイントを押さえておくのが良いでしょう。
こちらでは、4つのポイントに分けて紹介していきます。
- 他社からの借入は0にする
- 支払いを滞納しない
- 同時に複数社のカードローンを申し込まない
- 希望限度額は少なく申告する
ぜひ参考にしてみてください。
1.他社からの借入は0にする
カードローンを申し込みすると、他社からの借入も審査の対象です。そのため、他社からの借入はゼロにしておいたほうが良いでしょう。
特に、専業主婦の場合はまとまった収入がありません。他社からの借入が多いと審査に通るのが厳しくなるため、すべての返済が完了してから新規のカードローンに申し込んだほうが無難です。
2.支払いを滞納しない
他社からの支払いを滞納しているかどうかは、審査に影響します。他社からのローン返済、クレジットカードの支払いなどが遅れると、個人信用情報に記録が残ります。
カードローンの申込時は、個人信用情報の記録をチェックされるため、過去に滞納があった場合には審査をクリアするのが厳しくなります。
他社からの返済もできない状況では、新たな借入は難しいと考えておいた方が良いでしょう。
3.同時に複数社のカードローンを申し込まない
「なるべく多くのお金を借りたい」「どこかしら審査に通れば良い」と考えて、複数社のカードローンを同時に申し込むのは止めましょう。
カードローンを複数同時に申し込みすると、他社の状況を見られて「返済能力に疑問がある」と審査に通らない可能性があるためです。
気になるカードローンの優先順位を決めて、1社ずつ申し込みするようにしましょう。
4.希望限度額は少なく申告する
希望限度額は、少なく申告した方が良いでしょう。主婦でも申し込みできるカードローンは、上限が決まっている、もしくは配偶者の収入によります。
上限が決められているとしても、目一杯申請すると通らない可能性があります。「なるべく多く借りられるようにしたい」と考えるのではなく、必要最低金額をきちんと計算して最小限の限度額を申請するようにしましょう。
希望限度額を少なくしておいたほうが、のちの返済に苦しむ可能性も軽減されます。
主婦がカードローンを申し込むときの4つの注意点
主婦がカードローンを申し込むときの注意点を4つ紹介します。
- 配偶者にしっかりした収入がないと審査に通らない可能性がある
- 配偶者貸付制度は夫に内緒で利用することが難しい
- 即日融資や希望限度額など希望通りにならない可能性がある
- 「主婦でも絶対に借入できる」という業者はヤミ金の可能性が高い
ぜひ注意点もチェックしてから、カードローンの申し込みを行ってみてください。
1.配偶者にしっかりした収入がないと審査に通らない可能性がある
専業主婦の場合、本人の収入がない状態でカードローンの申し込みを行います。そのため、配偶者の収入は審査に大きく影響すると考えられます。
配偶者にしっかりとした収入がない場合、たとえ「主婦OK」としているカードローンでも審査に通らないことも。ご主人が働いているとしても、状況によっては融資不可の可能性があることに注意が必要です。
2.配偶者貸付制度は夫に内緒で利用することが難しい
「配偶者貸付制度」を利用する場合、申し込みには配偶者の同意が必要です。申込者本人だけでなく配偶者の本人確認書類や自署が必須のため、ご主人に内緒でお金を借りるのは難しいでしょう。
銀行カードローンの場合、総量規制の対象外であるため収入がなくても借入可能です。ただし、郵便物や銀行通帳などで借入を知られることもあるので、ご主人に気づかれることなくお金を借り続けるのは困難です。
3.即日融資や希望限度額など希望通りにならない可能性がある
主婦が申し込みできるカードローンは、銀行カードローンがほとんどです。大手消費者金融のアコムやプロミスは即日融資に対応している一方、銀行カードローンは未対応です。
銀行カードローンの上限額は50万円までですが、収入ゼロの専業主婦は限度額を10万円~30万円程度に引き下げられる可能性があります。
専業主婦で多くのお金を借りるのは難しいと考えておいたほうが良いでしょう。
4.「主婦でも絶対に借入できる」という業者は闇金やソフト闇金の可能性が高い
カードローンに「絶対に借りられる」ということはありません。誰でも借りられるカードローンと謳っている場合、闇金やソフト闇金の可能性が高いでしょう。
ヤミ金は、法外な利息で貸付したり、貸金業登録を行っておらず違法営業していたりするものです。後に大きなトラブルに発展するリスクが高いので、手を出さないようにしましょう。
どうしてもお金に困っているなら、弁護士などに相談してみてください。
主婦でもカードローンを利用できる!審査に通りやすくなるポイントを押さえて申し込みしよう
収入がない専業主婦でも、カードローンの利用が可能です。申し込み条件を確認して、主婦でも可能なカードローンを選んでみてください。
本記事の、審査に通りやすくなるポイントも参考に、ご自身にとって最適なカードローンへ申し込みしましょう。