「無職でもお金を借りられる?」
「どんな方法があるか教えて」
「どうしても借りられないとき、どこに相談すれば良い?」
お金を借りるときに無職だと、どこに申し込めばいいのか・本当に借りられるのか心配になりますよね。誰に相談すればいいのかも、すぐには思い浮かばないのではないでしょうか。
結論からいうと、無職でお金を借りるのはとても難しいです。しかし、諦めるのはすべての手段を網羅してからでも遅くはありません。
この記事では、無職だけどどうしてもお金を借りたいと考えているあなたのために
- 無職でお金を借りる方法
- お金を借りるときの注意点
- どこからもお金を借りられなかった場合の最終手段
について、まとめました。
無職でお金を借りたいときは、とにかく早めに行動することが大切です。相談先まで詳しく解説していますので、ぜひ最後までお読みください。
無職でもお金を借りられる?概要をサクッと解説
結論から言うと、無職でお金を借りるのはとても難しいです。お金を借りるためには安定した収入が必要となり、無職の場合は収入がなく返済の能力もないと判断されるからです。
理由と対策について、詳しく説明します。
1.無職だとお金を借りるのは難しい
無職で金融機関や貸金業者からお金を借りるのは、とてもハードルが高いです。なぜなら、お金を借りるときの条件として、「安定した収入」や「返済能力」がチェックされるからです。
例えば、三井住友銀行はカードローンの申し込み条件のなかに「安定収入があり、満20歳以上満69歳以下の方」という記載があります。
無職の方は返済能力がないとみなされ、審査で落とされてしまったり、そもそも申し込みができなかったりするのです。
ただし、1日でも在籍していれば即日中に借りれる可能性もあります。
該当の方は下記にて融資ご相談ください。
アロー
金利 | 実質年率15.00%~19.94% |
借入限度額 | 200万円まで |
融資スピード | 即日融資 |
お申し込み | お申し込みはこちら |
セントラル
金利 | 1万円~100万円未満 4.80%~18.00% 100万円~300万円 44.80%~15.00% |
借入限度額 | 1〜300万円 |
融資スピード | 即日融資 |
お申し込み | お申し込みはこちら |
プロミス
金利 | 実質年率4.5~17.8% |
借入限度額 | 1〜500万円 |
融資スピード | 即日融資 |
お申し込み | お申し込みはこちら |
2.市役所や社会福祉協議会で相談して公的制度に頼ろう
無職だとお金を借りるところがなく、諦めるしかないかといえばそうではありません。
日本には公的融資制度や生活保護といった制度があり、国や地方自治体の力を借りて生活していけるようになっています。
無職でもお金を借りられて、職に就くための給付金制度を利用して生活を立て直せるのです。
憲法25条には「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあります。無職であっても、この権利は侵害されません。
生活ができないほど困窮している場合は、市役所や社会福祉協議会などで利用できる制度がないか相談してみてみましょう。
お金のお悩み困ったら
【パターン別】無職でもお金を借りる方法7つ
無職でも、条件によってはお金を借りられる場合があります。
お金が借りられるパターンは大きく分けて7つです。
- 内定者向けカードローン
- 主婦向けカードローン
- 契約者貸付制度
- 職業訓練受講給付金
- 有担保ローン
- 年金担保貸付制度
- 公的融資制度
詳しく説明します。
1. 学生がお金を借りるなら内定者向けローン
学生で無職の場合、お金を借りるのはとても難しいです。とはいえ、就職が決まっている学生なら、内定者向けローンを利用できます。
労働金庫や地方銀行などで扱っていることが多く、親権者が連帯保証人になるのが条件という場合もあります。
引っ越しや免許取得といった、新生活のための費用が必要な学生向けのローンです。なかには卒業旅行などに使えるローンもあります。
返済は働き始めてからになるローンがほとんどです。就職が決まっているなら一度探してみてください。
2. 無職の主婦がお金を借りるなら主婦向けカードローン
無職の主婦の場合は、比較的お金が借りやすいと言えます。配偶者に一定の収入があれば、主婦向けのカードローンでお金を借りられるからです。
「専業主婦でも申し込める」と記載があるものや、世帯収入(配偶者の収入)で判断してくれるものであれば、主婦向けのカードローンです。
楽天銀行やイオン銀行などのネット銀行や、地方銀行が取り扱っていることが多いです。
配偶者の状況次第にはなりますが、お金が借りられる可能性が高いでしょう。
3. 保険に入っているなら契約者貸付制度
解約返戻金付きの保険に入っている場合は、契約者貸付制度を使ってお金を借りられます。
解約返戻金を担保に保険会社からお金を借りる制度で、保険を解約する必要がないのが特徴です。
カードローンなどでお金を借りる場合に比べると金利が低く、無審査で借りられます。
ただし、使いすぎると解約返戻金がほとんどなくなってしまうことも。
無職でも問題なく使える制度なので、保険内容を確認してみましょう。
4. ニートがお金を借りるなら職業訓練受講給付金
求職者支援制度として、職業訓練受講給付金というものがあります。
これは職に就いていない場合や失職したのに失業保険がもらえないなど、「就職の意思はあるのに無職」という人が使える制度です。
給付を受けるには条件があります。収入面以外にも「すべての訓練実施日に出席している」など就職に向けた取り組みを継続していることが必須です。
受給には手続きが必要です。最寄りのハローワークで相談してみてください。
5. 不動産があるなら有担保ローン
住宅や土地など不動産を持っているなら、有担保ローンを使ってお金を借りることができます。無職でも担保さえあれば利用できるため、比較的低金利でお金を借りられるでしょう。
有担保ローンは長期返済に対応していることが多く、大きなお金を借りるのにも向いている方法です。
住宅ローンが残っていてもローン残高が一定の割合以下になっていれば、利用できる場合があるので一度調べてみると良いでしょう。
6. 無職の高齢者なら年金担保貸付制度
老齢年金や老齢基礎年金、障害年金や遺族年金など、無職で年金をもらっている場合は年金担保貸付制度を利用できます。
年金の受給権を担保にお金を借りられる制度で、独立行政法人福祉医療機構での審査があります。
ただし、この制度は令和4年3月末で受付が終了することが決まっています。
また、年金の一部が返済に充てられることで生活が苦しくなってしまう可能性があるので、利用には注意が必要です。
7. ブラックリストに入っているなら公的融資制度
ブラックリストに入っている場合、業者からお金を借りるのは絶望的です。仕事をして安定的な収入を得ている方でも借りられないため、無職の方はなおさらでしょう。
その場合、生活福祉資金貸付など国からお金を借りる公的融資制度が使えないか、市町村にある社会福祉協議会などで相談してみましょう。
生活福祉資金貸付は、総合支援資金・福祉資金・教育支援資金・不動産担保型生活資金の4つに分かれており、それぞれ貸付の条件や使用目的などが決まっています。無利子・低利子だったり、連帯保証人なしで利用できたりと優遇措置が設けられています。
手続きが煩雑で日数がかかることが難点ですが、無職の場合一番借りられる可能性が高い方法です。早めに相談してみてください。
無職がお金を借りるときの3つの注意点
無職でお金を借りるのは簡単な話ではありません。手続きなどが必要なことが多く、すぐにお金を借りられる場合は少ないです。
お金を借りるときに特に注意しておきたいポイントは3つあります。
- 早めに相談する
- 嘘の申告をしない
- ヤミ金や違法業者には手を出さない
詳しく説明します。
1. とにかく早めに相談する
無職でお金を借りる場合、とにかく早め早めに相談し、行動するようにしてください。特に公的融資は日数がかかりますし、提出しなければならない書類がたくさんあります。
即日で融資してくれるところはほとんどありません。切羽詰まってから行動したのでは遅すぎます。
最低でもお金を借りられるまでに1週間程度必要になります。教育資金などお金が必要な時期が決まっている場合は、特に早めに相談してください。
2. 嘘の申告をしてお金を借りようとしない
無職なのに就職していると偽ったり、年収を多く申告したり、借り入れの残高を偽ったりしてお金を借りるのは絶対にやめましょう。
審査の途中で嘘が判明した場合には、審査そのものが中止になる・ブラックリストに入れられるといったリスクも。場合によっては詐欺罪で訴えられる可能性もあります。
嘘の申告でお金を借りられる可能性は非常に低いです。
必ずバレて大変なことになるので、どんなに不利益なことや内緒にしておきたいことがあっても、本当のことだけを申告して相談するようにしましょう。
3. 闇金や違法業者には手を出さない
審査なしでお金を借りられるという甘い言葉やクレジットカードの現金化など、闇金と呼ばれる業者や違法業者には手を出してはいけません。
仮にこのような方法でお金を借りられたとしても、後々自分の首を絞めることになるからです。
そもそも審査なしでお金を借りることはできません。闇金は金利が高く、雪だるま式に借金が膨らみ、やがて返せなくなります。
またクレジットカードの現金化はカード会社の規約に反しており、リスクが高すぎます。
甘い言葉には必ず裏があります。騙されないように気をつけましょう。
無職などが理由でお金を借りられないときの5つの最終手段
手は尽くしたけれども、どうしてもお金を借りられなかった。
もしそんな事態に陥ってしまったら、最終手段として次の5つを検討してみてください。
- 質屋で借りる
- 日雇い・日払いの仕事を探す
- パートやアルバイトで働き始める
- 親や友人に頼る
- 生活保護を受ける
順に説明します。
1. 質屋で借りる
質屋なら審査不要で、手持ちの金目のものを持参すればお金を借りられます。
宝石や有名ブランドのバッグ・iPhone・パソコンなど、一定の価値があるものなら担保になります。
借入金額は担保にするものの価値や状態で変動するので、思ったより借りられる額が少ない場合もあります。
特に気をつけるべきは、利息制限法(年利15%〜20%)ではなく、質屋営業法に則って金利上限が定められている点。年利109.5%と超高金利なので返済が長期化すると、すぐに泥沼化する恐れもあります。
また、お金を返さなければ担保した品物は返ってきません。
とはいえ、無職でも問題なくお金を借りられる貴重な方法の1つです。どうしても困ったら、何か質に入れられるものがないか探してみてください。
2. 日雇い・日払いの仕事を探す
どうしてもお金が必要な場合は、日雇いの仕事を探しましょう。
派遣などの勤務形態の場合、月払いではなく日払いが選べる仕事もあります。
インターネットで探すと見つかりやすいです。お金を借りられるまでのつなぎにもなるでしょう。
職に就いて一定期間働くことで、お金も借りやすくなります。単発の仕事でもいいので、まずは仕事を探して現金を手に入れましょう。
3. パートやアルバイトで働き始める
日払いの仕事が見つからなければ、パートやアルバイトなど、どんな形でも良いのでとにかく仕事を見つけて働きましょう。
仕事を始めることで、一定の収入がある状況を作れます。
また少額の借り入れが目標なら、たとえ短期間でも職に就くことでお金を借りられる可能性が高まります。
少額からでも収入を得て、現状を少しずつ変えていくようにしましょう。
4. 親や友人に頼る
親や気心の知れた友人にもお金のようなプライベートなことは、なかなか打ち明けにくいものです。しかし、頼れる人がいるなら相談してみましょう。
ただし、お金の問題は人間関係をこじらせやすいです。
場合によってはあなたへの信頼や信用が、一瞬にして消えてしまう可能性もあることを念頭に入れておかなければなりません。
借りるときは困っている理由や返済予定をしっかり伝え、借用書を持参するなど誠意を見せてお願いするようにしましょう。
またお願いしたときに交わした約束は必ず守り、きちんと返済することも大切です。
5. 生活保護
どうしてもお金が借りられず生活が成り立たなくなってしまったら、生活保護を申請しましょう。福祉事務所や市町村の窓口で相談できます。
生活保護は誰にでも受給する権利があるのですが、受給には細かい条件があります。また受給開始までには2週間ほどの日数がかかり、すぐにお金がもらえるわけではありません。
病気やケガなどで働けなくなった時も、基準を満たせば利用できます。
窓口で相談して、まずは生活を立て直すことから始めましょう。
ぜひこの記事を参考に、無職でも諦めずにお金を借りる方法を模索してみてくださいね。