【実際に発行して比較】三井住友カードビジネスオーナーズとfor Ownersの違い

個人事業主は法人カードへの入会はできないケースもあるため、個人事業主や中小企業経営者向けのビジネスカードを選択するのがおすすめです。

とはいえ、個人事業主が入会できるビジネスカードは種類が少なく、選択肢が限られていました。

この度、三井住友カードより新しいビジネスカード「ビジネスオーナーズ」のサービスが開始されたため、筆者が今まで利用していた三井住友カードfor Ownersと比較してみました。

三井住友カードビジネスオーナーズの基本情報

ビジネスオーナーズの基本情報は、以下のとおりです。

項目

一般カード

ゴールドカード

入会条件

  • 満20歳以上
  • 会社経営者(中小企業代表者または個人事業主)
  • 満20歳以上
  • 会社経営者(中小企業代表者または個人事業主)

年会費

永年無料

5,500円(税込)

※年間100万円の利用で翌年以降永年無料

旅行傷害保険

国内:なし

海外:最高2,000万円

国内:最高2,000万円

海外:最高2,000万円

ポイント還元率

0.50%

0.50%

貯まるポイント

Vポイント

Vポイント

国際ブランド

VISA/MasterCard

VISA/MasterCard

出典:三井住友カード「ビジネスオーナーズ」

注目したいのは、年会費が永年無料であることです。

三井住友カードのビジネスカードは、一般カードでも年会費が必要でした。

しかし、ビジネスオーナーズの一般カードは年会費0円。個人事業主や副業でももちやすいカードになっています。

三井住友カードで選べるビジネスカード3枚の基本情報

三井住友カードのビジネスカードには、これまで「三井住友ビジネスカード」と「for Owners」の2種類がありました。今回はそこに、3枚目のビジネスカード「ビジネスオーナーズ」が仲間入りした形です。

3枚のビジネスカード(一般カード)を比較してみましょう。

カードの種類

三井住友ビジネスカード

for Ownersクラシックカード

ビジネスオーナーズ

年会費

1,375円(税込)

1,375円(税込)

初年度無料

0円

パートナー年会費

440円(税込)

440円(税込)

0円

入会条件

  • 法人のみ
  • 満20歳以上
  • 会社経営者(中小企業代表者または個人事業主)
  • 満20歳以上
  • 会社経営者(中小企業代表者または個人事業主)

会員番号の表示

カード券面

カード券面

ナンバーレス

カード利用枠

150万円まで

150万円まで

300万円まで

ショッピング補償

年間100万円まで(海外利用のみ)

年間100万円まで(海外利用のみ)

支払い方法

1回払いのみ

分割払い・リボ払い可能

分割払い・リボ払い可能

決算口座

法人名義口座

法人名義・個人口座・屋号名口座

法人名義・個人口座・屋号名口座

出典:三井住友カード「カード一覧」

個人事業主で三井住友のビジネスカードを作りたい場合、今まではfor Owners一択でした。三井住友ビジネスカードは、法人のみが対象で個人事業主は入会できないからです。

三井住友カードfor Ownersも、実際の使い勝手は悪くありませんでした。国内旅行傷害保険は付帯しませんが、海外旅行傷害保険は最高2,000万円で、ショッピング補償も年間100万円と保険も十分です。

しかし年会費1,375円(税込)がかかるため、利用額が少ない場合はポイントで補えず、マイナスになる可能性があり不満に感じていました。

三井住友カードfor Ownersと比較!ビジネスオーナーズの特徴

ここからは、三井住友カードfor Ownersとビジネスオーナズを比較しながら、ビジネスオーナーズの特徴を紹介します。

年会費が永年無料

筆者がビジネスオーナーズの発行を考えたのは、年会費が永年無料だったからです。

三井住友カードfor Ownersの使い勝手は悪くなく満足していましたが、年会費だけがネックでした。そこをカバーしてくれるビジネスカードとして、「ビジネスオーナーズ」が登場したのですぐに乗り換えを決意しました。

個人事業主にとって、少しでも出費を抑えたいところです。ビジネスカードの年会費であっても、できるだけ少なくしたい。そう考えている個人事業主にとって、ビジネスオーナーズは無料でもてることがメリットでしょう。

券面にカード番号の記載がない

近年注目されているナンバーレスカードであることも、ビジネスオーナーズの特徴です。

ナンバーレスとは、カード券面に氏名やカード番号、有効期限などが記載されていないカード。盗み見によるカード情報の流出を抑制できるため、セキュリティー対策としても注目されています。

確かに、カード払いで店員へカード情報が漏れてしまうことは、以前から気になっていたため、決め手とはいかないまでもナンバーレスカードは魅力的に感じられました。

実際に、ビジネスオーナーズとfor Ownersを比較してみましょう。

(表面)上がfor Owners、下がビジネスオーナーズです。

ビジネスオーナーズの券面の表は画像のように、個人情報の記載がいっさいありません。

for Ownersは券面デザインがビジネスカードらしく、固いイメージ。ビジネスオーナーズは、中央に「BUSINESS OWNERS」と印字されているだけで、ビジネスカードらしさが感じられないことは少し残念です。

(裏面)こちらも上がfor Owners、下がビジネスオーナーズです。

ビジネスオーナーズは、裏面に氏名が記載されています。署名欄もfor Ownersと変わりませんが、セキュリティコードの記載はありません。

サポートデスクへの問い合わせは、QRコードからできるようです。このおかげで裏面もスッキリとしたデザインですね。

パートナー会員も永年無料

パートナーカードも無料で発行できるので、中小企業経営者や従業員をもつ個人事業主にもおすすめです。

カード利用枠がfor Ownersより高い

三井住友カードfor Ownersのカード利用枠の限度額は150万円でしたが、ビジネスオーナーズの限度額は300万円と2倍です。

限度額が上がったことで、個人事業主や中小企業経営者がより大きな金額を動かせるようになりました。

専用アプリ「Vpass」が必要なところは少し手間

ビジネスオーナーズの券面にはカード番号や有効期限、セキュリティコードの記載がありません。そのため、カード情報を確認するときは専用アプリ「Vpass」が必要です。

アプリは無料で、すでに三井住友カードをもっている場合は同じIDとパスワードでログインできます。三井住友カードを初めてもつときは、IDとパスワードの設定が必要。

アプリ上でカード情報を確認できるので、カードを持ち歩く必要がなく一見便利なように思えます。

しかし、ビジネスオーナーズのカード利用の度、Vpassアプリを開いてカード情報を確認しなくてはいけないのが少し手間に感じました。

ちなみに、すでに三井住友カードをもっている場合は、Vpassアプリ内でカード情報表示の切り替えも可能です。Apple PayやGoogle Payの設定も、Vpassアプリで行えます。

三井住友カードの利用で貯まるVポイントは、カード枚数に限らず統合されるようです。

個人事業主がビジネスカードを作るメリット

そもそも個人事業主がビジネスカードを作るメリットはあるのでしょうか?

「プライベート用カードではだめなのか?」と思われる方もいるかもしれません。ここでは、ビジネスカードを作るメリットについて紹介します。

会計処理が簡単になる

ビジネスカードを作る最大のメリットは、会計処理を簡便化できることです。

プライベート用カードを仕事に使っても問題はありませんが、会計処理でプライベート用資金の動きまで管理しなくてはならず手間がかかります。

ビジネスカードを作れば、お金の流れが一目でわかるので、経費計上の手間が減ります。

仕事のモチベーションが上がる

もう一つ、個人事業主がビジネスカードを作るメリットとして、「モチベーション」が挙げられるでしょう。

ビジネスカードをもつことで、仕事のモチベーションが上がります。筆者はビジネスカードを作ったことで、仕事へのやる気がアップしました。

いつかは「ビジネスカードのゴールドカードをもちたい」なんて考えると、仕事にもさらに力が入ります。

三井住友カードビジネスオーナーズの発行手順

ここからは、筆者が実際にビジネスオーナーズを発酵したときの手順を説明していきます。

STEP1:入会申し込み

入会したいカードの申し込みページを開くと、個人情報や支払日、追加カードの情報の入力へと移ります。

個人情報の入力後、カードのデザイン選択や引き落とし口座の設定を行います。

ビジネスオーナーズのデザインは、シルバーとグリーンから選択できます。

 

STEP2:口座振替登録

個人情報や支払い方法、追加カードの選択を終えると、次に口座振替登録へ移行します。

必要事項の入力で選んだ銀行の口座振替ページに移動するので、口座情報を入力しましょう。

STEP3:審査・発行

公式サイトによると、審査からカード発行は最短3日と記載されています。

筆者の場合、以下のような審査結果が送られてきたのは申し込みの翌日でした。

発送の連絡がきたのは申し込みから4日後、手元に到着したのは申し込みから5日後。

カード到着までは、公式サイトで約1週間と記載されているため、記載内容とほぼ同じくらいの期間でカードが発行されたことが分かります。

STEP4:Vpassへの登録

入会審査に通ると、三井住友カードのインターネットサービス「Vpass」の登録が可能になったとのメールが届くため、メールの内容に従って登録を進めましょう。

Vpassでは利用明細やポイントの確認、登録情報の変更手続きなどが行えます。三井住友カードを利用するときは、必ず登録しておきましょう。

ただし、カードが届いてから登録しても問題ありません。

STEP5:利用

手元にカードが届いたら、実際にカードを使ってみましょう。

ビジネスオーナーズはVISAタッチに対応しているため、カードのタッチ決済が可能です。

また、スマートフォンのApple PayやGoogle Payに登録すると、スマートフォン1台で支払いができるようになります。

プライベートのクレジットカードとビジネスカードの両方を持ち歩く必要がないため、カードを紛失する心配もありません。

三井住友カードのビジネスカードはビジネスオーナーズがおすすめ

三井住友カードビジネスオーナーズは、20歳以上の個人事業主や中小企業経営者も作れるビジネスカードです。

従来のビジネスカードfor Ownersとは異なり、ビジネスオーナーズは年会費0円なことがおすすめポイント。費用をかけずにビジネスカードをもてます。

また、カード券面に個人情報の記載されていないナンバーレスカードのため、セキュリティーが心配な人にもおすすめです。もちろん、従来カードと同様にスマートフォンに入れて、カードを持ち歩かず使用できます。

初めてビジネスカードを作る人だけでなく、すでにビジネスカードをもっている人がカードの切り替えをする際にもおすすめできるビジネスカードです。

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