「auカブコム証券の評判が知りたい」
「auカブコム証券のメリットやデメリットは? 」
「初心者でも取引しやすい証券会社なの?」
auカブコム証券は、安い手数料やポイント投資などにより、近年人気が高まっている証券会社です。
ただ、良い評判が多いのか悪い評判はないのか気になっている方もいるでしょう。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- auカブコム証券の良い評判と悪い評判
- auカブコム証券のメリット
- 利用する際のデメリット
auカブコム証券の良い面だけでなく利用しにくい点も解説しているので、ぜひ口座選びの参考にしてみてください。
目次
auカブコム証券のサービス概要を解説
auカブコム証券は1999年11月創業の証券会社で、2019年12月より三菱UFJフィナンシャルグループとKDDIのネット証券として商号を変更しました。
auカブコム証券になってからは、30万件以上口座開設者が増えるほど人気が高くなっています。
まずは、auカブコム証券のサービス概要について以下の表にまとめました。
▼auカブコム証券サービス概要
サービス名 | auカブコム証券 |
口座数 | 142万1,391件※ |
取扱商品 |
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取引手数料(ワンショット手数料) |
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取引手数料(一日定額制手数料) |
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NISAおよびつみたてNISAへの対応状況 | 両方とも対応 |
IPO銘柄 | 対応 |
ポイント投資 | あり |
口座開設にかかる時間 | 最短翌営業日 |
※2022年4月現在
auカブコム証券では、国内株式はもちろん、米国株式・投資信託・FXなど幅広い金融商品を取り扱っています。
加えて、節税効果のあるNISAやつみたてNISAにも対応しています。
そのため、株式投資はもちろん、その他の金融商品も取引したい方におすすめの証券会社です。
auカブコム証券の良い評判・悪い評判を紹介
auカブコム証券に興味があるけど、評判が気になる方も多いのではないでしょうか?
そこで、auカブコム証券の良い評判はもちろん、悪い評判についても紹介します。
auカブコム証券の良い評判
auカブコム証券についてTwitterで調べたところ、以下のような良い評判が見つかりました。
- クレカ積み立てで銘柄を購入できる
- 1日100万円まで購入手数料が無料
- 貯めたPontaポイントで株を購入できる
具体的な評判内容について、もう少し詳しく見ていきましょう。
1.クレカ積み立てで銘柄を購入できる
auカブコム証券では2022年3月28日よりクレカ積み立てと呼ばれるサービスの提供を開始しました。
クレカ積み立てとは、クレジットカードで投資信託を積み立てるとポイントが貯まるサービスです。
auカブコム証券のクレカ積み立ては、他社のサービスよりもポイント還元率が高い傾向にあります。
特にau回線ユーザーであれば、最大5%分のPontaポイントを還元!
そのため、ユーザーからも高い評価を受けています。
2.1日100万円まで購入手数料が無料
auカブコム証券は、1日の約定代金が100万円まで現物株式や信用取引の購入手数料を無料としています。
年末年始はちょっと豪華なおまけを付けてくれる飲食店がありました。コロワイドの甘太郎、チムニーのはなの舞など。嬉しい! auカブコム証券は一般信用が利点です。1日100万円まで取引手数料も無料! https://buff.ly/38WP4Or PayPay証券は最大5万円のキャンペーン! https://buff.ly/3uFYqGF
実際に無料になり喜んでいるユーザーも多くいるようです。
3.貯めたPontaポイントで株を購入できる
auカブコム証券では、Pontaポイントで投資信託だけでなく株式を購入できます。利用者のなかには、単元未満株取引に使っている方もいるようです。
Pontaポイントにはあまり馴染みがなく、auの通話料とかで貯まっているのだろうか。auカブコム証券では単元未満株取引にもPontaポイントが使えるというので昨日、今日とでお安い銀行株、証券株を1株ずつ買ってみた。そこそこ配当あれば良し。
そのため、少額から投資信託や株式への投資ができます。
auカブコム証券の悪い評判
続いてauカブコム証券の悪い評判についても調べたところ、以下の口コミが見つかりました。
- 外国株の取り扱いが少ない
- 単元未満株の手数料が高い
- リアルタイム入金に対応している銀行が少ない
順番にそれぞれの口コミについて見ていきましょう。
1.外国株の取り扱いが少ない
最初に紹介するのは外国株の取り扱いが少ない点です。
2022年現在米国株の取り扱いはありますが、まだ銘柄の数が少ないので注意が必要です。
2.単元未満株の手数料が高い
続いては、単元未満株の手数料が高いという口コミも見つかりました。
通常100株単位(1単元)の個別株購入だと敷居が高いけれど、1株単位から気軽に買えるのが魅力の単元未満株。 auカブコム証券の「プチ株」(単元未満株)は手数料の高さがau経済圏民としては非常に残念。 貯まったPontaポイントで購入出来るので、高配当株投資にも気軽に参入しやすいはずなのに割高過ぎる😓
auカブコム証券の単元未満株(プチ株)の手数料は、約定代金が9,000円で52円、約定代金が2万円以上の場合、約定金額の0.55%です。
通常の株式(ワンショット手数料の場合)では、5万円以下で55円、5万円超~10万円以下は99円となっているので、割高に感じるのも無理はないかもしれません。
3.リアルタイム入金に対応している銀行が少ない
auカブコム証券は、リアルタイム入金に対応している銀行が少ないといった口コミも見つかりました。
auカブコム証券手数料 😞リアルタイム入金に対応している銀行少ない auじぶん銀行・三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行のみ 😞入金手数料あり。一部例外。 😞出金手数料110円 三菱UFJ・池田泉州・中京・イオンauじぶんは無料 😞カブコムからの移管は1銘柄1100円
auカブコム証券でリアルタイム入金に対応している銀行は、みずほ銀行や三菱UFJ銀行など4行のみです。
郵便局も対応していないので、大手銀行の口座を持っていない方は、不便に感じるでしょう。
auカブコム証券を利用する6つのメリット
auカブコム証券には、以下のようなメリットがあります。
- 現物株・信用取引・投資信託の手数料が安い
- 貯めたPontaポイントで投資ができる
- 投資家向けの情報が充実している
- 多くの取引ツールを提供している
- 幅広く商品を扱っている
- 自動売買も可能
利用しようかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.現物株・信用取引・投資信託の手数料が安い
auカブコム証券は、現物株・信用取引・投資信託の取引手数料が安いです。
ワンショット手数料コースは約定金額に応じて55~4,059円、一日定額制手数料コースは現物株・信用取引ともに100万円まで無料で取引できます。
デイトレードのように頻繁に取引する方も、コストを抑えた取引が可能です。
さらに投資信託の購入手数料を完全撤廃しているため、無料で取引できます。
2.貯めたPontaポイントで投資ができる
auカブコム証券では、貯めたPontaポイントで1株からの投資が可能です。
購入できる金融商品は、プチ株サービス(単元未満株)と投資信託です。
1ポイントから投資できるため、貯まったポイントを有効活用できるでしょう。
またポイントでの投資なので、初めての方でも利用しやすいのではないでしょうか?
ポイント投資を始める手順も、以下の手順に沿って手続きするだけです。
- auカブコム証券に口座開設
- 証券口座にログインしてau IDに登録
- Pontaポイントでプチ株・投資信託を買う
株式や投資信託の投資経験がない方でも、手軽に投資を始められます。
3.投資家向けの情報が充実している
auカブコム証券では、初心者から上級者まで幅広い層の投資家向けにさまざまな投資情報を提供しています。
- 個人投資家向けオンライン企業IRセミナー
- カブコム投資セミナー
- 投資教育講座コンテンツ「kabu.study(カブスタディ)」
- マーケット情報
- 大手金融機関のレポート
たとえば投資が初めての方は、投資教育講座コンテンツ「kabu.study(カブスタディ)」なら、隙間時間で知識を得られます。
大手通信会社ベネッセが監修しており、要点をクイズ形式で復習できるなど、初心者でも飽きることなく投資について学べる内容です。
もちろん、マーケット情報や大手金融機関のレポートなど、最新の相場ニュースや専門家の考えを知りたい方向けのコンテンツも充実しています。
4.多くの取引ツールを提供している
auカブコム証券では、以下のような株式投資用の取引ツールを多く提供しています。
▼auカブコム証券が提供する株式投資用の取引ツール
kabuステーション | 株価やチャート、ニュースなどの情報もすべて閲覧できる取引ツール |
カブナビ |
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カブボード | 最大180銘柄の株価を一覧で表示できる |
カブボードフラッシュ |
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EVERチャート | 66種類のテクニカル指標で分析ができる |
kabuスコープ |
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kabuカルテ |
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そのため、株式の価格を予測するためにテクニカル分析をしたり現在の株式市場の状況を確認したりできます。
ほかにもあらかじめ必要な証拠金がわかる「証拠金シミュレーター」や先物・オプション用の情報ツールなども利用可能です。
そのため、上級者も満足できるような取引環境で取引できます。
5.幅広く商品を扱っている
auカブコム証券では、さまざまな商品やサービスを幅広く扱っています。
- 国内株式
- 米国株式
- プチ株(単元未満株)
- 新規公開株(IPO)
- 投資信託
- ETF
- 信用ロボアド
- FX
- 先物・オプション取引
- 債券
- 外貨建てMMF
- 各NISA
- 貸株サービス
- 自動売買
国内すべての取引所の株式を取引できるのはもちろん、投資信託(1,400本以上)や米国株(2022年5月時点で1,050種類以上)なども扱っています。
また資金があまりない方やはじめての方でも、単元未満株なら1株から取引可能です。きっとあなたが取引したい商品も見つかるでしょう。
6.自動売買も可能
auカブコム証券では、他社でも採用している逆指値注文、Uターン注文に加えて以下の注文方法で取引できます。
▼auカブコム証券で可能な注文方法
注文方法 | 特徴 |
W指値注文 | 時価の上下で指値と逆指値注文を同時に発注する |
±指値注文 | 始値・終値・約定価格」を基準とする注文方法(例:基準値から○円下がったら買い注文) |
リレー注文 | 最初の注文の約定したら自動的に次の注文を発注する |
トレーリングストップ注文 | 株価の変動に合わせて逆指値の価格を自動的に修正できる |
時間指定注文 | 指定の時間になったら注文する(注文の取り消しや訂正も可能) |
多彩な注文方法に対応していることで、より戦略的かつリスクを抑えた取引も可能です。
株式だけでなく先物・オプション取引でも利用できます。
auカブコム証券を利用する2つのデメリット
auカブコム証券は魅力的な証券会社ですが、いくつかデメリットもあるので注意が必要です。
- 外国株の取扱銘柄が少ない
- 一部手数料が高い商品がある
それぞれのデメリットについて順番に見ていきましょう。
1.外国株の取扱銘柄が少ない
auカブコム証券では米国株しか取り扱っていません。というのも、auカブコム証券で外国株の取引ができるようになったのは、2022年1月24日からです。
そのため、米国株の取扱銘柄数もまだ少ないのが現状です。
公式サイト上では早期に2,000銘柄を目指すと明記しているものの、5,000銘柄以上の取引が可能なSBI証券やマネックス証券と比べると少ないといえます。
さらに、中国株や東南アジアなど米国以外の株式については取り扱いがないため、この点は大きなデメリットといえるでしょう。
2.一部手数料が高い商品がある
auカブコム証券では、他社よりも一部手数料が高い商品があるので注意が必要です。
以下の表は、SBI証券とマネックス証券と手数料の比較です。
▼auカブコム証券・SBI証券・マネックス証券の手数料比較
約定金額 | auカブコム証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
5万円以下 | 99円 | 55円 | 110円 |
10万円以下 | 99円 | 99円 | 110円 |
20万円以下 | 198円 | 115円 | 198円 |
50万円以下 | 275円 | 275円 | 495円 |
100万円以下 | 1,089円 | 535円 | 1,100円 |
150万円以下 | 1,584円 | 640円 | 1,650円 |
3,000万円まで | 4,059円 | 1,013円 | 33,000円~ |
※1取引毎に手数料がかかるコースの場合
auカブコム証券の手数料は、SBI証券よりも高いといえます。
さらに単元未満株を取引した場合の手数料も割高です。単元未満株の手数料は約定金額の0.55%(最低手数料は52円)と定められています。
たとえば、現物株式を50万円分取引した場合の手数料(ワンショット手数料の場合)は275円ですが、単元未満株の場合は2,750円もかかります。
auカブコム証券を利用するのであれば、ワンショット手数料よりも一日定額制手数料のコースを選んだ方が取引コストを抑えられるでしょう。
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auカブコム証券は「1日100万円まで購入手数料が無料」「Pontaポイントで投資ができる」などのメリットがあるFX業者です。
一方で、ワンショット手数料コースを選んだ場合やプチ株を取引する際は、手数料が割高になるので注意しなければなりません。
とはいえ投資家向けの情報が充実しており、リスクを抑えられる注文方法にも対応しているので、初心者から上級者までおすすめのFX業者です。
これから投資を始めたい方は、ぜひ口座開設してみてください。