サラリーマンの副業に「FX」が向いている理由|始める前の注意点も解説
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サラリーマンの副業に「FX」が向いている理由|始める前の注意点も解説

「会社の給料だけでは生活が厳しい」

「もっと所得を増やして将来の資産を作りたい」

会社の給料だけで満足できない人の場合、副業について考えることも少なくないでしょう。

ただ、副業禁止の企業の場合は収入を得る方法が限られます。そんな人におすすめできるのが「FX」です。

本記事では会社員の副業としてFXがおすすめの理由と、始める前に知っておきたい注意点を紹介します。

 

 

サラリーマンが副業としてFXを選ぶメリット

サラリーマンの副業としてFXを選ぶメリットはいくつもありますが、主に以下の5つが挙げられます。

  • 平日なら24時間いつでも取引可能
  • 景気と為替の動向に自然と詳しくなる
  • 少額から取引が始められる
  • 副業禁止の会社でもできる
  • 大きく稼げる可能性もある

平日なら24時間いつでも取引可能

FXは平日であれば24時間いつでも取引可能なことがメリットです。本業が終わったあとの平日の夜にまとまった時間を確保できればFX取引を行えます。

スマホアプリで取引できるFX会社も多く、会社の休憩時間や通勤時間を利用して効率的に取引できるのも魅力です。

さらにFX会社によっては自動売買のサービスもあります。自分が決めたルールで自動的に取引できるので、日中が仕事でもチャンスを逃がさずに自動売買が可能です。

景気と為替の動向に自然と詳しくなる

FXを通じて景気や為替の動向に詳しくなるのもメリットです。

為替相場は各国の経済動向によって大きく変動するため、FXで利益を得るためには取引している通貨ペアの経済情報を得ていく必要があります。利益を得るために勉強することで 自然と経済の知識が身につくわけです。

営業マンなら勉強したことを商談中の話題にするなど、本業で役に立つ場面もあるかもしれません。

少額から取引が始められる

少額から始められるのもFXのメリットです。投資にはほかにも「株式投資」などがありますが、こちらは100株単位の取引が基本のため、株価1,000円の銘柄でも最低10万円の自己資金が必要です。

FXでは「レバレッジ」という仕組みによって少額での取引が可能です。レバレッジは「てこの原理」という意味で、担保になる保証金の何倍もの取引ができるようになります。

5倍のレバレッジをかけた場合、20万円の保証金があれば100万円分の取引を始められます。

FX会社ごとの最低取引単位によっても異なりますが、1万通貨単位での取引であっても5万円程度から取引が始められます。

最近はSBI FXなど1通貨単位で取引できるFX会社も登場しており、このようなFX会社を選べば数百円単位から取引が可能です。

副業禁止の会社でもできる

FXは副業禁止の会社に在籍していてもチャレンジできます。

就業規則における「副業」とは本業に支障が出るものが対象です。本業の終業時間外にアルバイトをしたり競合他社で働いたりすることは本業のパフォーマンス低下を招き、会社の利益に大きく影響するため就業規則に違反する可能性があります。

一方、投資のような資産運用は就業規則における副業の定義には該当しないとされているのが一般的で、その考えでいけば資産形成の一環であるFXも副業には当たりません。

副業を会社に秘密で行うことはリスクが高く、もしバレると懲戒の対象になってしまいます。

そもそも副業に当たらないFXなら会社に秘密にする必要もなく、問題なくお金を稼げるでしょう。

大きく稼げる可能性もある

FXでは投資資金が大きくなるほど、取引できる量を増やすことができます。

1米ドル100円を1,000通貨分買ったAさんの場合、1米ドル105円になったときに売却すると5,000円の利益を得られます。同じ取引内容でも1万通貨を売買したBさんは5万円の利益を得られる計算です。

最初は余剰資金による少額での取引でも、利益を再投資に回す(複利運用)を繰り返すことで更なるリターンが見込めます。

自身の知識量や相場の環境にもよりますが、利益を再投資しながら取引を続けていくことで、本業を超える収入を得ることも不可能ではありません。

 

 

FX口座の選び方

FXを始める場合、証券口座とも違う専用のFX口座を開く必要があります。ただ、FX会社によって特徴もメリットも全く異なるため、自身に合った口座の見つけ方を知っておくことが重要です。

ここではFX口座を選ぶ際の基本的な考え方を解説します。

制約力が高いFX会社ほど狙った価格で注文できる

FXで利益を出すために重要なことは、「狙った価格で注文を成功させる」ことです。狙った価格で約定させられるかどうかは、FX会社の「約定力」が重要になります。

約定力とは、注文を成功させる能力のことです。約定力が弱いと注文オーダーを出した瞬間にオーダーが成立せず、不利な価格で売買が成立することがあります(スリッページ)。

FX会社によっては自社の「平均約定率」などスリッページに関するデータを公表しています。できるだけ約定力が高いFX会社を選びましょう。

スプレッドが狭いほどコストが安く済む

多くのFX会社では売買手数料が無料とされていますが、売値と買値の差額(スプレッド)が実質的な手数料にあたります。

スプレッドはFX会社ごとに設定されているため、できる限りスプレッドが狭いFX会社を選びましょう。

少額で取引できるFX会社が望ましい

FXの初心者は資金が豊富ではないため、余剰資金のみで取引できるように少額取引ができるFX会社を選びましょう。

1万通貨単位よりも1,000通貨単位、できればさらに少ない単位で取引できるFX会社を選びたいものです。

たとえば以下のFX会社は1通貨単位での取引に対応しています。損失をできるだけ抑えながら取引を行いたいなら、1通貨単位で取引できるFX会社が狙い目です。

【1通貨単位で取引できるFX会社の例】

  • SBI FX
  • 松井証券

自動売買ツールがあれば平日昼間でも自動取引できる

FX会社によっては事前に決めたルールに従って取引してくれる自動売買ツールがあります。

  • レートが●円になったら買う・売る
  • 設定した数値を上回るまたは下回ったら買う・売る

設定した通りに取引が自動で行えるため、初心者でも一定の売買成果を狙うことができます。平日昼間が仕事で忙しい会社員であっても、自動売買ツールに任せることで売買チャンスを逃さず取引が可能です。

 

 

サラリーマンが副業としてFXを始める際の注意点

サラリーマンが副業にFXを選ぶことで多くのメリットが得られますが、これから紹介する注意点についても事前に知っておきましょう。

レバレッジをかけすぎると大損するリスクもある

FXは普通預金や定期預金のような、元本が保証された金融商品ではありません。

 

レバレッジをかけることで大きく稼げる可能性がある反面、同じくらい大きく損失を出す可能性があります。

初心者は稼ぎ方のコツを理解するまで過剰に資金を投入せず、余裕のある範囲内で取引を行うことを心がけましょう。

レバレッジを大きくかけすぎず、当初は1~3倍程度に抑えておくことも重要です。

毎月コンスタントに稼げるわけではない

副業を必要とする理由は人それぞれですが、主な理由は「本業の収入では満足できない」ということでしょう。

目標金額を「毎月●万円」と設定したとしても、FXで毎月定期的な収入を上げることは簡単ではありません。

FXで安定した利益を出している中上級者であっても相場の内容次第では利益を出せず、損失を回避するために取引を控えることもあります。

「ある月は5万円の利益」「次の月には2万円の赤字」といったように、毎月の結果にバラツキができるのが普通です。

為替動向が気になりすぎて本業に支障が出るリスク

FXは平日なら24時間いつでも取引できるのがメリットですが、気になりすぎて本業に支障が出ることも考えられます。

朝にポジションを建てて仕事を始めた場合、いつ相場が急変するか分かりません。会社から出てスマホ画面を見たら大損している可能性もあります。

ポジションを持ったままだと「相場が急騰したらすぐ売りたい」「大損しないように監視したい」と思う気持ちが強まり、ひんぱんにスマホを見るようになってしまいます。

副収入を得るための副業で本業のパフォーマンスが落ちては意味がありません。

土日は取引できない

FXは平日なら24時間いつでも取引できますが、土日の取引には対応していません。せっかくの休みにじっくりと取引できないのはデメリットといえるでしょう。

土日はFXの勉強の時間や休息に充てるなど割り切ることも必要です。

会社員でもFXで利益を出せば確定申告が必要

FXの利益に課される税金は給料とは別に所得として課税される「申告分離課税」のため、自分自身で確定申告を行う必要があります。

FXで利益を得た場合の税率は20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)で、年間の利益額が異なっても税率は変わりません。

為替差益とスワップポイントを合わせた収入から売買手数料、FX関連書籍の購入費用、セミナー費用などを差し引いた所得が20万円を超えた場合に確定申告が必要です。

税金に関する手続きを会社がやってくれるサラリーマンにとって、慣れない確定申告を行うこと自体が精神的な負担になってしまうこともあります。

損失を出したときも確定申告をしよう

FXで得られた所得に税金がかかるため、利益が出た場合に確定申告が必要なのはイメージしやすいでしょう。

年間の利益がマイナスな場合は確定申告するか否かは任意ですが、確定申告した方が良い理由があります。

FXで発生した損失は翌年以降に3年にわたって繰り越して利益から控除できる(繰越控除)ためです。

1年目に10万円の損失を計上して2年目に20万円の利益を得たケースでは1年目の損失と損益通算して2年目の利益を10万円に圧縮できます。

赤字を出した翌年以降に大きく利益を出した場合に節税につながるのです。

FXを長く続けるなら、利益を得ても損失になっても確定申告するほうが良いと覚えておきましょう。

 

 

サラリーマンの副業にFXはおすすめ!ただし注意点を知っておくことが大切

副業を禁止している企業は少なくありませんが、FXは資産形成の一環なので副業禁止の会社に在籍していてもチャレンジできます。レバレッジをかける仕組みがあるため、少額でも大きな取引を行うことも可能です。利益を得るための勉強を通じて、自然に金融の話題に強くなって本業に活かせることもあります。

ただし、アルバイトと違ってコンスタントに安定した金額が稼げる仕組みではありません。FXに慣れるまでは、余剰資金の範囲内で少額取引を心がけましょう。

この記事のライター・監修者

高柳政道
資格:1級ファイナンシャル・プランニング技能士 ・CFP(R) ・DCプランナー2級 対応可能業務:ライフプラン表・キャッシュフロー表の作成/資産運用アドバイス  

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