すでにクレジットカードを持っているけど、そろそろゴールドカードにしてみたいとお考えではないですか?
そのなかで、以下のような疑問を持つ方もいます。
「ゴールドカードを持つメリットはある?」
「ゴールドカードで節約はできる?」
ゴールドカードを利用することで、一般のクレジットカードよりお得になることも。
本記事では、ゴールドカードを持つメリット・デメリットと、おすすめの10枚を紹介します。
これからゴールドカードが欲しい方は必見です!
ゴールドカードのメリット
今まで一般のクレジットカードを持っていたけれど、ステータスを上げたいと考える方もいるでしょう。
ゴールドカードに切り替えることで、得られるメリットが多くあります。
ゴールドカードを持つメリットは、以下のとおりです。
- 特典・優待サービスが充実
- 高いポイント還元
- ショッピング枠・キャッシング枠が高い
1つずつ説明します。
特典・優待サービスが充実
ゴールドカードは一般のクレジットカードよりも、特典と優待サービスが充実した内容であることが多いため、日常生活がより便利になることも。
ゴールドカードの種類によりますが、空港ラウンジを無料で利用できたり、旅行傷害保険の補償額が大幅に高くなることがあります。
こういった優待サービスや保険が手厚いことも、ゴールドカードならではのメリットです。
ゴールドカードを1枚持っておくだけで、ステータスを重視する海外旅行先でも信頼を得られやすく、快適に過ごすことができるでしょう。
また、提携している飲食店やレジャー施設で割引が適用されるゴールドカードもあるので、お得に楽しめます。
高いポイント還元
ゴールドカードを選ぶ方が多い理由の1つに、ポイント還元率の高さがあります。
一般のクレジットカードよりもポイント還元率が2~5倍になる場合が多いため、貯まったポイントを有効活用することも可能です。
ポイントの使い道として多いのが、年会費に充てたり、固定費の支払いの足しにすることもあります。
ポイントが貯まりやすいゴールドカードであれば、年会費の元を取れることがほとんどです。
もちろん、家族カードやETCカードも同様にポイントが貯められるので、ゴールドカードであればその分、節約効果が期待できます。
頻繁にカード払いで買い物をするのであれば、ゴールドカードに切り替えた方がお得になるでしょう。
ショッピング枠・キャッシング枠が高い
クレジットカードのステータスが上がれば、利用限度額の上限も高くなります。
ゴールドカードのショッピング枠・キャッシング枠が一般のクレジットカードよりも、2~3倍に増加するため、高額の支払いが可能です。
海外旅行や自動車の購入も枠内の上限額であれば、余裕で決済ができます。その分、ポイントも貯められるので、生活費に充てることも可能です。
キャッシング枠が広いゴールドカードがあれば、海外旅行先のATMで通貨の引き出しができるので、ゆとりを持って旅行ができます。
キャッシング枠・ショッピング枠で利用した分は、一般のクレジットカード同様にまとめて請求が来るので、計画的に利用していくといいでしょう。
専門家のコメント(高柳さん)
参考
クレジットカードに求めるものは人それぞれですが、やはり気になるのは「ポイント還元率」でしょう。ゴールドカードは一般カードと比較してポイント還元率が高めに設定されていることもあり、ポイ活ユーザーであれば要チェックです。
たとえば楽天ゴールドカードの場合、楽天市場で買い物すれば通常の「100円で1ポイント」に加えて+2倍のポイントが得られます。さらにお誕生日月に楽天市場・楽天ブックス利用でポイントが+1倍のサービスを併用すれば、最大4倍のポイントを得られます。年会費も2,200円とゴールドカードとしては安い部類なので、その他のサービスを組み合わせることで元を取りやすいでしょう。
dカードゴールドも、条件次第で高還元のカードです。毎月のドコモの利用料金をdカードゴールドで支払うと10%のポイントが付与されるため、ポイントだけで11,000円の年会費の元を取ることが可能です。
ただ、年会費が高めに設定されているカードの場合はポイント還元率だけでは元を取ることは難しいです。また年会費が高いからといって、還元率が高いとは限りません。ほかのサービスの充実度を確認して、自身にとってお得であるかを計算しましょう。
たとえばJCBゴールドでは国内の空港ラウンジを無料で利用できます。通常は1,100円ほどかかる料金を払う質用賀ありません。JCBゴールドはポイント還元率が基本0.5%と高くありませんが、国内出張が多い人なら11,000円の年会費の元を取るのは容易でしょう。
ゴールドカードのデメリット
充実したサービスやポイント還元率の高さが魅力的なゴールドカードですが、デメリットもあります。
ステータスの高いカードを持つには、ゴールドカードの特性も知っておくべきです。
ゴールドカードのデメリットは以下のとおりです。
- 年会費が有料
- 審査が厳しい
それぞれ解説します。
年会費が有料
ゴールドカードの大半は年会費が有料であることを知っておきましょう。一般のクレジットカードでは年会費が無料であることが多いですが、ゴールドカードに付帯しているサービスを受けられる分、有料になります。
なかには年会費が無料のゴールドカードもあるので、選ぶときのポイントにしてみましょう。
ゴールドカードの年会費は約1万円であることが多く、高額な印象を持つ方も少なくありません。しかし、ポイントが貯まりやすいゴールドカードであれば、年会費の元を取ることも可能です。
ゴールドカードへの招待が来たり、一般のクレジットカードの条件を満たせば、年会費が無料になることがあります。
審査が厳しい
ゴールドカードの審査はカード会社独自の審査基準があるため、一般のクレジットカードよりも難易度が高いとされています。
ゴールドカードの審査をクリアする要素として、安定的な継続収入と職業、年収、住居状況はもちろん、過去のカード利用履歴のクレジットヒストリーが重要です。
カード会社は申し込みを行った本人の信用情報を確認するため、過去に債務整理や金融事故を起こしたことがあれば、ゴールドカードの発行はよりいっそう厳しくなります。
カード会社は本人の返済能力を確認する義務があるため、クレジットカードの利用履歴が白紙の方でも審査に落とされる可能性が高く、適度な利用履歴が必須です。
また、現在の職業に就いてから半年未満であっても確実に審査が通るわけではないので、1年以上経ってからが望ましいとされています。
【知らないと損!】おすすめのゴールドカード10枚
数多くのゴールドカードのなかで、特におすすめしたいゴールドカードがあります。
おすすめのゴールドカードは以下の10枚です。
- JCBゴールド
- dカード GOLD
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- エポスゴールドカード
- イオンゴールドカード
- 楽天ゴールドカード
- 楽天プレミアムカード
- ライフカード ゴールド
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- ビューゴールドカード プラスカード
それぞれ順番に紹介します。
JCBゴールド
JCBゴールドの年会費は通常11,000円(税込)ですが、オンライン入会の方のみ初年度年会費が無料です。
学生を除く20歳以上の方で、安定継続収入のある方が申し込みの対象となります。専業主婦や無職の方でも世帯収入で審査を行うため、継続収入のある配偶者がいれば申し込み可能です。
JCBゴールドの特典には、旅行傷害保険が付帯されており、海外では最大1億円、国内では最大5,000万円まで補償されます。また、国内外の主要空港ラウンジを無料で利用できるので、待ち時間に活用してもいいでしょう。
JCBカード独自のOki Dokiポイントでは、1,000円(税込)の利用につき1ポイントが貯まります。付与されてから3年間が有効期限となるので注意しましょう。
貯まったポイントは、カードの利用額に充当したり、アマゾンやスターバックスカードにチャージが可能です。
dカード GOLD
dカード GOLDはドコモユーザーの方におすすめのゴールドカードです。特にドコモのケータイもしくはドコモ光の利用料金1,000円(税抜)につき、100ポイントの還元が受けられます。
ショッピングでは100円(税込)あたり1ポイントが貯まるので、普段からカード払いを選ぶ方にとってはお得になることも。
年会費は11,000円(税込)ですが、固定費の支払いで利用すると付与されるポイントだけで元を取ることも可能です。
また、dカード GOLDの特典ではドコモのケータイを購入後、3年間で最大10万円の補償が付帯されています。紛失や破損した場合において、再購入費用を補償するサービスです。
旅行が好きな方は、国内・ハワイの主要空港ラウンジの利用が無料になるため、出発までの待ち時間を有効活用できます。
三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)の特徴は、カードの券面に個人のカード番号や名前の記載がないカードとしてセキュリティ面に強い点です。
会計時に見られることがないので、プライバシー保護にもなります。年会費は通常5,500円(税込)ですが、年間100万円の利用により翌年度以降は永年無料に。
もちろん家族カードも年会費無料です。また、ポイントは200円(税込)につき1ポイントが付与される仕組みになっており、大手のコンビニストアとマクドナルドで利用すると最大5%が還元されます。
特典では、空港ラウンジサービスはもちろん、国内外の旅行傷害保険(最高2,000万円)とショッピング補償(年間300万円まで)が付帯されているので、安心して旅行や買い物を楽しめるでしょう。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは年間の利用額が50万円以上に達すると、翌年度以降の年会費は永年無料になります。通常は5,000円(税込)ですが、毎月の固定費の支払いや普段の買い物で利用していると、50万円は簡単に達するのでお得です。
エポスゴールドカードのポイントは200円(税込)につき1ポイントが付与され、マルイの店舗・通販では割引ができます。また、商品券やギフト券、マイルにも交換手数料なしで交換が可能です。
一般のエポスカードには付帯されていなかった空港ラウンジの優待サービスや、カードの紛失・盗難によるカード発行無料といった特典が充実しています。
頻繁にマルイで買い物をする方におすすめのゴールドカードです。
イオンゴールドカード
イオングループが発行するイオンゴールドカードは、年会費が永年無料で利用できます。
イオンゴールドカードの条件は、一般のイオンカードの利用額が年間100万円以上に達成した方限定で招待されるので、自動的にステータスが上がります。
日常的にイオン店舗で買い物をする方におすすめのゴールドカードです。
基本200円(税込)につき1ポイント付与されますが、イオングループで利用した場合は2倍の2ポイントが付与されます。イオングループ以外の利用でも毎月10日に利用すると、基本の2倍となりお得です。
特典では国内の主要空港ラウンジとイオンラウンジで優待サービスが受けられます。他にも旅行が好きな方にとって安心できる旅行傷害保険が付帯。一般のイオンカードの特典もそのまま利用可能です。
楽天ゴールドカード
楽天ゴールドカードの年会費は2,200円(税込)と、ゴールドカードのなかでも格安です。さらにETCカードの年会費は無料で、利用上限額が最高200万円と一般の楽天カードよりもお得になります。
楽天ゴールドカードの特典では、年に2回まで無料で国内外の空港ラウンジが利用可能です。その他にも海外旅行傷害保険が最大2,000万円と、世界38拠点にトラベルデスクが設置されているため、安心して旅行を楽しめます。
また、100円(税込)につき1円相当のポイントが貯まり、楽天市場や楽天トラベルなど楽天グループでポイントが利用可能です。
楽天経済圏で生活するなら、お得な楽天ゴールドカードを活用してみましょう。
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカードは、他の楽天カードよりもステータスが高いゴールドカードです。年会費は11,000円(税込)で、利用額は最高300万円まで設定されています。
楽天プレミアムカードでは、楽天市場コース・トラベルコース・エンタメコースの3種類のサービスから1つ選択可能です。
楽天市場コース
楽天市場コースでは、楽天市場で決済すると6倍のポイント還元が受けられます。100円(税込)につき1円相当が付与されるので、ポイントを貯めたい方におすすめです。
トラベルコース
トラベルコースでは、楽天トラベルで決済すると3倍のポイント還元が受けられるメリットがあります。旅行や出張に行く機会が多い方におすすめのコースです。
エンタメコース
エンタメコースでは、Rakuten TVと楽天ブックスを利用するとポイントがそれぞれ1倍加算されます。映画や音楽を楽しみたい方におすすめです。
ライフカード ゴールド
ライフカード ゴールドは、23歳以上で安定的な継続収入がある方から申し込みが可能なゴールドカードです。独自の審査基準により発行されます。
年会費は11,000円(税込)ですが、家族会員の方は無料に。国際ブランドは世界的にシェア率が高いVISA・Mastercardから選択できます。
ライフカード ゴールドの特典の魅力は、旅行傷害保険とショッピング保険が自動付帯になるので、カードを持っているだけで適用される点です。つまり、代金をライフカード ゴールドで決済しなくても自動的に補償されます。
また、ライフカード ゴールドのポイントプログラムは、ステージごとにポイント還元の倍率が上がる仕組みです。さらに年間50万円の利用で300ポイントも貰えます。
がっつりポイントを貯めたい方におすすめのゴールドカードです。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードはステータスの高いゴールドカードとして有名で、年会費も31,900円(税込)と高めの金額です。基本100円(税込)につき1ポイントが貯まるので、固定費の支払いや普段の買い物で利用すると年会費の元を取ることも可能です。
特に海外に行く機会が多い方におすすめで、手荷物無料宅配サービスと1,200ヵ所以上の国内外空港ラウンジの優待サービスが受けられます。
また、年会費が通常13,200円(税込)の家族カードが1枚無料で発行が可能です。家族全員分のポイントが合算されるため、ポイントが貯まりやすくなります。
特典のなかにはスマートフォンの補償サービスも付帯されており、購入日より2年以内であれば、最大5万円まで修理費用が補償されるサービスです。うっかりスマートフォンを落としても安心できます。
ビューゴールド プラスカード
ビューゴールド プラスカードは交通マネーのSuicaが付帯されているので、毎日通勤・通学する方におすすめのゴールドカードです。一般のSuicaと同様、チャージや交通マネー決済も可能なので、利用範囲が広くなります。
ビューゴールド プラスカードではオートチャージ機能があるので、残高を気にすることなく、改札の通過が可能です。さらにSuicaを利用するとポイント還元率が1.5%なので、ポイントが貯まりやすくなります。
東京駅でゆっくり過ごしたいときには、駅構内にあるビューゴールドラウンジの利用も可能です。また、国内外旅行傷害保険が付帯されており、Suicaで改札に入ってから出るまで適用されます。
ビューゴールド プラスカードならではの特典が付いているので、電車に乗る機会が多い方は切り替えを検討してみましょう。
まとめ
おすすめのゴールドカード10枚と、一般のクレジットカードとの違いについて解説しました!
現在、一般のクレジットカードを持っている方はゴールドカードへランクアップすると、上質なサービスを受けられるでしょう。
気になる高い年会費も、ポイントが貯まりやすいゴールドカードに切り替えると実質無料になることがあります。
いつもの日常をお得にするなら、ゴールドカードを検討してみましょう。