「岡三オンラインを利用しようと思っていたけど…評判が良くないの?」
「岡三オンラインの良いところは?注意したいことも教えて!」
「口座開設や手続きの仕方がわからない…」
あなたは岡三オンラインの利用で迷っていませんか?
岡三オンラインは、老舗の証券会社「岡三証券」が運営しています。資産運用の目的に応じて使い分けると、お得に利用できますよ。
そこで、この記事では、
- 岡三オンラインとは?
- 岡三オンラインがおすすめな理由4選
- 岡三オンラインで注意したいポイント5選
- 岡三オンラインで口座開設する4ステップ
について解説していきます。
岡三オンラインで賢く資産運用を始めたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
そもそも岡三証券の岡三オンラインとは?サクッと解説
会社名 | 岡三証券株式会社 |
取扱商品 | ・株式(現物・信用・IPO・中国株) |
手数料 | ・定額プラン:取引株最大200万円まで手数料0円(現物100万円+信用100万円) |
岡三証券株式会社は、1923年(大正12年)4月創業以来、100年近い歴史がある老舗証券会社です。
なかでも岡三オンラインは、岡三証券株式会社の事業部門のひとつ。
2022年1月1日付で、岡三証券株式会社と岡三オンライン証券株式会社は経営統合しています。
母体がしっかりしているので、安心して取引できる会社といえるでしょう。
手数料が安く、厳選された商品があるオンライン証券会社のため、投資が初めての人にもおすすめですよ。
岡三証券の岡三オンラインが「やばい」と言われる5つの理由
老舗証券会社「岡三証券」が運営する岡三オンラインは「やばい」と言われることがあります。実際のところ、口コミや評判はどうなのでしょうか。
こちらでは、岡三オンラインを利用する前に知っておきたい5つのポイントについて紹介します。
- 外国株が買えない
- 投資信託の商品数が少ない
- つみたてNISAに申し込めない
- 単元未満株の手数料が高い
- 電話サポートが利用しにくい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 外国株が買えない
岡三オンラインの株取引では、基本的に売買できるのは国内の株のみです。
中国株には対応していますが、電話での取引のみとなり、最低手数料が5,500円(税込)かかります。
また、注文は「売却注文」のみで、為替交換は「香港ドルから円」のみとなっています。
そのため、外国の株式売買をしたい人には向いていません。ただし、手数料が低いので、国内の株取引用として使いわけるのはおすすめですよ。
2. 投資信託の商品数が少ない
岡三オンラインでは、投資信託の商品数が他社より少ないので、自分の希望する銘柄を取り扱っているか、事前の確認が必要です。
とはいえ、取扱い数は厳選された500銘柄以上あります。また、以下のような有名な銘柄は売買可能です。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim全世界株(オールカントリ)
- SBI・V・S&P500インデックスファンド
このように、上級者がさまざまな銘柄に投資したい場合には向いていませんが、初心者~中級者のニーズには十分対応できるといえるでしょう。
さらに、投信ロボで自分の投資先を検討できます。投信ロボでのシミュレーションは、証券口座を開いていなくても利用可能ですよ。
参考:岡三オンライン 投信ロボ
3. つみたてNISAに申し込めない
NISA制度は、毎年決まった上限枠の中で、非課税運用できる仕組みをいいます。運用の利益に対して課税されないため、利用者にとって心強い制度です。
NISA制度には3つの種類があります。それぞれの違いを下表で比較してみましょう。
NISA(一般) | つみたてNISA | ジュニアNISA(2023年で終了) | |
年齢制限 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳未満 |
非課税での保有期間 | 5年 | 20年 | 5年 |
年間非課税枠 | 120万円 | 40万円 | 80万円 |
取扱商品 | 株式・ETF・投資信託・REITなど | 金融庁届け出の、長期・積立・分散に適した投資信託 | 株式・ETF・投資信託・REITなど |
払い出し制限 | なし | なし | 18歳まであり |
岡三オンラインでは、NISAとジュニアNISAは申し込めますが、つみたてNISAの取扱いはしていません。
つみたてNISAを希望する場合は、別会社で運用しなければいけないので注意しましょう。
なお、利用者数の減少に伴い2023年をもってジュニアNISAの制度は終了となります。こちらもあわせて覚えておきましょう。
参考:金融庁 NISAとは?
4. 単元未満株の手数料が高い
単元未満株とは、単元株制度で「銘柄ごとに決められている最低売買単位(1単元)」の株数に満たない株式をいいます。
岡三オンラインでは、単元未満株の手数料が他社と比べて割高になります。単元未満株の購入だけで、岡三オンラインを利用するのはおすすめしません。
| 岡三オンライン | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム |
手数料 | ~ 2万円:220円 | 買付:実質無料(0円)
| 買取請求のみ | 買付:無料(0円)
| 0.5% |
最低手数料 | ― | 買付:実質無料(0円) | ― | 買付:無料(0円) | 52円 |
ただし、国内株やほかの手数料が安く、IPO申し込みのメリットもあるため、目的に応じて他社と使いわけるといいでしょう。
5. 電話サポートが利用しにくい
岡三オンラインでは、電話でのサポートや取引が可能です。
ただし、現在はコロナ禍で対応人数が制限されていることもあり、対応の時間が短くなっています。そのため、手厚いと思っていたユーザーから「やばい」などと不満の声が上がることも。
とはいえ、電話サポート以外にも、オンラインから問い合わせできるフォームやメールもあります。
基本的には「親切」という高評価が多いので、焦らず問い合わせることが大切ですよ。
岡三証券の岡三オンラインはやばくない!おすすめな理由4選
岡三オンラインはどのような点からおすすめなのでしょうか?
こちらでは、実際に利用者から評価されている4つの理由を紹介していきます。
- とにかく手数料が安い
- 専用の取引ツールが使いやすい
- IPOに参加しやすい
- 投資情報が充実している
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. とにかく手数料が安い
取り扱い商品数は大手のネット証券会社より少ないですが、岡三オンラインの手数料は低くてお得だと評価されています。
詳しくは以下の比較表のとおり。
1日の約定代金合計額(現物取引・税込) | 岡三オンライン | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | auカブコム |
100万円 | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 | 0円 |
200万円 | 1,430円 | 1,238円 | 2,200円 | 2,750円 | 2,200円 |
300万円 | 1,980円 ※100万円ごとに550円追加 | 1,691円 | 3,300円 | 2,750円 | 3,300円 |
特に嬉しいポイントは、日本株の定額プランなら、現物100万円+信用100万円の合計200万円までは手数料が無料になる点。
評判も上々です。
さらに、25歳以下の国内株の手数料がキャッシュバックで0円になるので、該当する年齢でこれから投資を検討している人におすすめです。
一方で、高額取引は手数料が割高になるので、使いわけるのがいいでしょう。
2. 専用の取引ツールが使いやすい
岡三オンラインは、専用の取引ツールに対して高く評価されています。
オリコン顧客満足度ランキングでは、分析ツールの評価が第2位です。また、以下は実際に利用された方の声です。
手数料は業界最安値です。
サポートもキメ細かいです。
これまでに何度かメールや電話で質問をしたのですが、
いつも的確な回答を迅速にもらえています。
ツールに関しては、岡三RSSが秀逸です。
Excelの知識がそれなりにあれば、基本的にどんな注文でも出せます。
このRSSは、くりっく365・くりっく株365用としても提供されていおり、重宝しています。
他の大手に比べると知名度は低いかもしれませんが、
私としては一番のオススメです。
株式取引ツールは「岡三ネットトレーダー」として7種類あります。
また、岡三RSSではExcelも使用可能で、Excelで管理したい人に評価が高いです。
ほかにも、以下にそれぞれの専用ツールが用意されています。
- 先物・オプション
- 取引所FX(くりっく365)
- 店頭FX
- 取引所CDF
- 暗号資産CDF
専用ツールは、プロのディーラーやお客さまの声を反映してアップデートし、初心者~上級者向けまでそろっています。
特に、株式ツール「岡三ネットトレーダープレミアム」は、細かい分析をしたい上級者から高評価。高機能ツールを使いたい人におすすめですよ。
もちろん、スマートフォンやタブレットで使えるアプリも充実しています。
3. IPOに参加しやすい
IPOとは、Initial Public Offeringの略語で「新規公開株」や「新規上場株式」のことをいいます。
企業の新規上場時に「株を買う権利」を抽選で手に入れられます。上場する前に株を手に入れて、上場日に売ると利益を出せる仕組みです。
IPOは抽選なので、当選確率を上げるために、複数の会社から申し込む場合があります。
基本的に、ネット証券のIPOは事前に入金がないと申し込むことができない「完全前受制」です。
しかし、岡三オンラインは当選後に入金すればいいので、資金がなくても申し込めるメリットがあります。この制度は、IPO参加希望者からの評価が高いです。
IPOの申し込みや購入手数料は0円です。さらに、多くの投資家に行き渡るよう「原則1人1単元を配分」することで確率が上がる仕組みとなっています。
これからIPOに参加したい人は、岡三オンラインでの口座開設がおすすめですよ。
4. 投資情報が充実している
岡三オンラインは、投資情報が充実しています。これから投資の勉強をしていきたい人や、情報を多く集めたい人におすすめです。
毎朝送られてくるメールが具体的に分析されており、その日の取引の参考になる。
週末のまとめと翌週の指南メールもわかりやすい。
セミナーも開催され内容も良い。
エミンユルマズ氏の動画は特におすすめ。
取引やその他は特筆すべきことは感じない。
コンテンツが良いので口座開設だけでもしておくと良いでしょう。
具体的には、以下のような記事が充実しています。
- 個別銘柄に関する記事
- 市場に関する記事
- 動画での説明など
- アナリストによるレポート
- 分析の仕方
また、以下のカテゴリ別に、セミナーも開催していますよ。
- 株式
- 投資信託
- 先物・オプション
- FX
- 取引所CFD
一部のセミナーは証券口座の開設が必要ですが、会場セミナー・Webセミナーともに無料で、誰でも視聴が可能です。
これから証券口座を開こうか迷っている人や、資産運用について知りたい人は、まず無料で学んでみることをおすすめします。
岡三証券の岡三オンラインに口座を開設する方法4ステップ
こちらでは、これから岡三オンラインに口座を開設したい人向けに、4ステップで解説していきます。
- メールアドレスの登録
- 申し込み者情報の入力
- 本人確認書類の提出
- 審査と口座開設
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1. メールアドレスの登録
はじめに、岡三オンラインのホームページ内にある「口座開設ページ」から、メールアドレスを入力します。
次に、登録したメール宛に「お客様専用URL」が記載されたメールが届きますので、クリックして申し込み者情報入力ページへ進みましょう。
2. 申し込み者情報の入力
申し込み者情報入力ページへ進んだら、口座開設に必要な個人情報を入力します。
このとき、本人確認書類と同じ情報を漏れなく入力しましょう。間違うと審査に時間がかかってしまうおそれがあります。
次に、同意事項や重要確認書類を確認し「同意へチェック」を入れ、進みます。
3. 本人確認書類の提出
申し込み者情報の入力が終わったら、本人確認書類を提出しましょう。
ホームページ上のシミュレーションで、自分に必要な書類がわかるようになっています。
必要な書類は、主に以下のうち1点または複数です。
- 個人番号カード
- 通知カード
- 運転免許証
- 住民基本台帳カード
Web上へのアップロードなら、最短当日に口座開設手続きが終わります。
書類印刷や請求だと1週間ほどかかるので、急いでいる人はWeb手続きがおすすめですよ。
4. 審査と口座開設
申し込みと本人確認書類到着後に、岡三オンラインでの審査が行われます。
無事審査に通過すると、メールで「認証キー」と「ログインパスワード確認のURL」が送られてきます。
取引に必要な詳細情報を入力したら、岡三オンラインでの取引が可能です。さっそく資産運用を始めてみましょう。
ぜひ、この記事を参考に、岡三オンラインで口座開設してみてくださいね!