「FXを副業でするのはNG？」
「こっそりFXを始めても会社にはバレない？」
「FXで利益が出たら確定申告しないといけない？」
こんなお悩みを抱えていませんか？
FXを始めるとき、副業に該当して会社にバレないかと不安を感じる方は多くいます。
しかし結論からお伝えすると、FXはあくまでも資産運用のひとつであり、基本的に副業には該当しません。
ただ副業にあたらなくても、FXをしていることを職場にバレたくない方・本業以外の収入を得るためにFXをする際の注意点などを知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では副業でFXを始める方に向けて、以下の内容を解説します。
- FXが副業にあたらない理由と職場にバレない秘訣
- 副業でFXをするメリット
- FXの副業で失敗しないための注意点
副業でFXをするときに知っておくべき基礎知識を得たい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
結論：FXは投資なので副業にあたらない
冒頭でもお伝えしたとおり、FXは基本的に副業に該当しません。
通常副業とは労働の対価として金銭を受け取ることを指しますが、FXは労働を提供して利益を得るものではないためです。
たとえば、本業とは別に個人でホームページ制作の仕事を請けたりコンサルティングを提供したりして一定の利益を得れば、副業として確定申告などの手続きをする必要があります。
しかしFXはコンサルティングなどのように労働を提供するものではないため、副業には該当しないのです。
一般的にFXは、株式投資などと同じ資産運用のひとつとして認知されています。副業に該当するかどうかを気にしている会社員の方は、安心してFXを始めるとよいでしょう。
FXの副業が職場にバレるのを防ぐ3つの秘訣
副業にあたらないとはいえ「FXをしていると職場の人にバレるのでは？」と心配する方もいるかもしれません。そこで本章では、FXの副業が職場にバレるのを防ぐ秘訣を紹介します。
- 住民税を普通領収にする
- 職場の人とFXの話をしない
- お金の使い方を変えない
順に確認していきましょう。
1.住民税を普通領収にする
会社にバレたくない方がまずすべきは、住民税を従業員が自ら納める普通領収にすることです。
通常の納税方法である「特別徴収」では、給料から天引きされる形で住民税を支払います。
しかし住民税は前年度の所得に応じて決まるため、納税額を会社が管理する特別徴収では副収入があるとバレる可能性があります。
そこで自ら住民税を納める普通領収にすることで、副収入があるとバレる事態を防げるのです。
申告書を提出して普通領収に変更しても、会社に通知される住民税の金額に影響はありません。FXで利益をあげているとバレたくない方は、必ず普通領収に変更しましょう。
2.職場の人とFXの話をしない
基本的なことですが、職場の人とFXに関する話をしないことも大切です。FXをしていると知られるだけで多くの利益を得ていると思われたり、上司や関係性が薄い他部署の人たちに何らかの噂が流れたりする可能性もゼロではありません。
FXに関する話題になったときに、関連用語や経済状況などを語ると意図せずバレる恐れもあります。
職場の人にFXをしていると知られたくない場合は、会社でのふるまいにも注意しましょう。
3.お金の使い方を変えない
FXで利益を得ると、ついつい財布の紐が緩んでしまうことがあります。しかし、以前と比べて急に多くのお金を使うようになると周囲に違和感を抱かれかねません。
たとえば同程度の収入を得ている職場の方に違和感を覚えられたら、会社の給料以外に収入があると気が付かれる可能性があります。
FXをしているとバレたくない方は、多くの利益を得てもお金の使い方を大きく変えないようにしましょう。
副業でFXをする4つのメリット
次にこの章では、副業でFXをするメリットを紹介します。
- 副業禁止の会社でも収入を増やせる
- 政治や経済に詳しくなる
- 平日なら24時間取引できる
- 少額から始められる
それぞれ確認していきましょう。
1.副業禁止の会社でも収入を増やせる
繰り返しお伝えしているように、FXは基本的に副業に該当しません。そのためFXは、副業禁止の会社で働く方にとっても収入を増やすひとつの手段になります。
副収入を得られると毎月の生活が少し豊かになったり、今よりも余裕を持って老後の資産形成に取り組めたりします。経済状況や会社の動向がこまめに変動する昨今においては、本業以外に得られるFXの収入がリスクヘッジにもなるかもしれません。
副業禁止の会社で隠れて本業以外の収入を得るのはリスクが高いです。副業にあたらないFXは、所属する会社を問わない有効な収入アップ方法といえるでしょう。
2.政治や経済に詳しくなる
FXを始めると政治や経済動向に詳しくなります。FXで利益をあげるには、各国の経済情報を集めた上で通貨の相場変化を予測する必要があるからです。
政治や経済に詳しくなると本業にも知識を活かせたり、職場の方と雑談する際に話題のひとつになったりするかもしれません。経済動向に詳しくなることは、FXを始めるメリットといえます。
3.平日なら24時間取引できる
土日以外の平日であれば、FXは24時間いつでも取引できます。よって本業が忙しい会社員の方でも、スキマ時間や帰宅後の都合のよい時間に取引が可能です。
なお土日に取引できないのは、世界各国のマーケットが休場となるためです。
FXは日中以外にも取引できるので、時間にあまり余裕がない多忙な方でも取り組みやすい投資といえるでしょう。
4.少額から始められる
FXは多額の資金を用意しなくとも少額で始められます。そのため、投資にまわす余剰資金があまりない方にとっても取り組みやすい資産運用です。
なかには、1通貨単位（100円程度の通貨もあり）から取引できるFX会社もあります。数百円〜数千円といった少額で始められるようなFX口座は決して珍しくありません。
少額から取引を始めれば、大きな損失を被るリスクも低いです。初心者の方こそFXのメリットを活かして、少ない金額から投資を始めてみてはいかがでしょうか。
副業でFXを始める初心者におすすめのFX口座3選
続いて本章では、副業でFXを始める初心者におすすめのFX口座を3つ紹介します。
- DMM FX
- LINE FX
- 外為どっとコム
各社の概要について順に確認していきましょう。
1.DMM FX
DMM FXの特徴は以下のとおりです。
- 初心者〜プロ向けの取引ツールを用意している
- LINEからカスタマーサポートへ問い合わせできる
- 最短即日から取引を始められる
DMM FXは口座数80万を突破している人気サービスです。機能が充実した無料ツール（スマホ版・PC版）が豊富に用意されており、FXの経験・時間や場所を問わず簡単に取引できます。
サポート体制が充実している点も魅力的です。電話やメールだけでなくFX業界初のLINE問い合わせにも対応しているため、初心者の方でも安心して取引を始められます。
オンラインで本人確認が完結できるサービスを利用すれば、最短1時間での取引も可能です。できる限り早く取引を始めたい方にとっても、DMM FXはおすすめのFX口座といえます。
\最大200,000円キャッシュバック中/
2.LINE FX
LINE FXの特徴は以下のとおりです。
- 経済指標や急変動をLINEでお知らせしてくれる
- 専用アプリでスムーズに取引できる
- 初心者〜経験者のニーズを満たすスペック
LINE FXは、誰もが利用するメッセンジャーツール「LINE」が提供しているだけあって操作性が優れたサービスです。公式アカウントを友だち登録するだけで、取引に関連する情報を簡単に受け取れます。
専用のアプリが用意されており、PCだけでなくスマホでも取引可能です。スキマ時間でFXに取り組みたいなら、便利なアプリを使わない手はありません。
少額から取引できたりあらゆる手数料が無料であったりと、これからFXを始める方にとっても利便性が高いです。最短3分で口座申し込みが完了するので、できる限り早く取引を始めたい方にも適しています。
\最大55,000円オトク/
3.外為どっとコム
外為どっとコムの特徴は以下のとおりです。
- 基礎から学べるFX情報を数多く提供している
- サポート体制の質が高い
- 必要な機能がアプリ1つに集約されている
口座開設数50万を突破した外為どっとコムは、FX初心者向けのコンテンツを多数用意しています。サイト内の記事だけでなくセミナーや公式YouTubeもあり、自身に合った方法でFXの基礎知識を学べます。
サポート体制が優れている点も人気の理由です。HDI格付け調査にて最高評価の三ツ星を獲得しており、不明点があれば丁寧にサポートしてくれます。
最先端のスマホアプリが用意されているため、PCでの取引を考えていない方にも向いています。デモ取引にも対応しているので、基本的な操作方法をじっくり練習したい方にもぴったりでしょう。
FXの副業で失敗しないための注意点
次に、FXで大きく失敗しないための注意点を紹介します。
- 生活資金で取引しない
- レバレッジをかけすぎない
- 感情に流されないようにする
これらを把握していないと、利益を得るために始めたFXで大きな損失を出しかねません。後悔するような取引をしないように、事前に基礎的な注意点を把握しておきましょう。
1.生活資金で取引しない
まず意識すべきは生活資金で取引しないこと。FXはあくまでも資産運用であり、余剰資金で取引しないと日常生活に支障が生じる恐れがあるためです。
とくに初心者の場合はFXの勝手やレートの適切な判断方法などがわからず、損失を出す可能性があります。リスクの大きさを考えると、やはり仮に損失を出しても生活に影響が生じない範囲でお金を使うことが大切です。
2.レバレッジをかけすぎない
国内のFX取引では最大25倍までレバレッジをかけられます。レバレッジとは、元手となる自己資金よりも大きな金額を取引できる仕組みのこと。
レバレッジの倍率が高いほど期待リターンが大きくなりますが、比例してリスクも増大します。つまりリスクを抑えて取引するには、レバレッジをかけすぎないことが重要です。
ある程度経験を積めば、いずれ高額の利益が見込める判断もできるようになります。副業としてFXを始める場合など知見が浅いうちは、低倍率で取引するようにしましょう。
3.感情に流されないようにする
自らのお金を使って自らの判断で取引をするFXでは、つい感情的な決断をしがちです。たとえばマイナスが発生している際に「いつか上がる」と期待して損切りの判断が遅れ、大きな赤字を出してしまうケースは少なくありません。
FXでは、事前に決めた取引ルールに従って売買の判断をすることが大切です。普段の生活で冷静な判断をすることに苦手意識がある方は、感情に流されないように注意しましょう。
どうしても感情に流されてしまう人は「システムトレード」を利用する方法もあります。システムトレードは、決められたルールに従って機械的・継続的に行う取引のことです。設定された取引ルールに従って自動的に売買が行われるので、感情に左右されずに取引できます。24時間利益を狙うこともできるので、日中に取引できない会社員にもおすすめです。
副業でFXをする際によくある質問
最後に、副業でFXをする際よくある質問に回答します。
- FXの利益は確定申告する必要がある？
- FXで経費にできるものは？
- 公務員でもFXはしていい？
順に確認していきましょう。
1.FXの利益は確定申告する必要がある？
FXを含めた本業以外の所得が20万円を超えた場合は、確定申告する必要があります。
副収入を得る手段がFXのみの場合は、FXでの所得が20万円を超えた場合に確定申告しないといけません。FX以外にも副収入がある場合には、本業以外で得た所得の合計が20万円を超えた場合に確定申告が必要です。
2.FXで経費にできるものは？
FXで経費にできる可能性があるものには、以下などがあります。
- 取引手数料
- 書籍・セミナー代
- パソコン代
「所得＝収入ー経費」で算出できるため、経費が多い場合には確定申告の要否にも影響があるかもしれません。FXで20万円以上の利益がある場合には、経費にできるものを把握しておくとよいでしょう。
3.公務員でもFXはしていい？
公務員の方がFXをしても問題ありません。副業にあたらないFXは、公務員の禁止事項にあてはまらないからです。（地方公務員の場合は自治体の職員規定を確認してください）
公務員が禁止されているのは、許可なく営利目的の私企業を経営したり営利企業の役員になったりすることです。
資産運用であるFXは禁止事項に該当しないので、公務員の方でも安心して始めるとよいでしょう。
まとめ
労働の対価として利益を得るものではないFXは、副業には基本的に該当しません。そのため副業禁止の会社で働く方や公務員の方でも、本業以外の収入を得るひとつの手段となります。
住民税を普通領収にしたり職場の方とFXの話をしなかったりすれば、会社の方に取引をしているとバレる可能性も低いです。
平日なら24時間取引できるFXは、少額からでも始められます。副収入を得たい方は、スキマ時間を使って余剰資金でFXを始めてみてはいかがでしょうか。
